じゃぽブログ

公益財団法人日本伝統文化振興財団のスタッフが綴る、旬な話題、出来事、気になるあれこれ。

原色 日本島図鑑、生月島

最近ニュースで時折報道されていた小笠原諸島西之島の新島。
「西之島の新島部分、2カ月で10倍 小笠原諸島」(朝日新聞デジタル/2014年2月22日)
そんな島をめぐる話題が多いからでしょうか、作業の合間、休憩時にふと眺めていた図鑑をご紹介します。
「原色 日本島図鑑」(加藤康二著/新星出版社刊)
「日本の島433 有人島全収録/The visual encyclopedia of SHIMA」というサブタイトルが付いています。沖縄島や佐渡島などの有名な島はもちろん、なかなか訪れる機会の少ない有人の島の紹介や写真、データを網羅した本です。平地が広がる関東で普段生活しているとあまり意識しませんが、こうして眺めていると日本は島の多い国だとあらためて感じます。島の姿はさまざまで、アットランダムにページをめくっているだけで旅をしているような気分になれますよ。
めくっていて真っ先に目に入ったのは、以前旅行で訪れた生月(いきつき)島。この島の先端、大バエ灯台がある高台から目にした広い海。その素晴らしい光景はいまだに忘れられません。
生月といえば、最近「洋楽渡来考再論 箏とキリシタンとの出会い」DVD刊行が話題ですね。下記の当ブログの投稿をぜひご覧ください。
洋楽渡来考再論 箏とキリシタンとの出会い(2014年2月18日)
柴田南雄先生の講義と皆川先生の検証と八橋検校(2013年5月8日)
箏曲「六段」がグレゴリオ聖歌?(2011年12月21日)

(じゃぽマガジン編集 Tas)