じゃぽブログ

公益財団法人日本伝統文化振興財団のスタッフが綴る、旬な話題、出来事、気になるあれこれ。

清元って何さ? 其の二

清元三味線方として、またご自身の創作活動でも大活躍の清元栄吉さん。日本伝統文化振興財団賞受賞者でもある栄吉さんによる、レクチャー&ワークショップ「清元って何さ? 其の二」が開催されます!


音工場レクチャー・シリーズNo.9
清元って何さ? 其の二
[日時] 3月30日(日)16:30〜18:30
[会場] 音工場
    東京メトロ有楽町線江戸川橋駅出口4 徒歩10分
    東京メトロ東西線神楽坂駅出口1 徒歩13分
    JR飯田橋駅東口 徒歩15分
    アクセスはこちら
[講師] 清元栄吉
[受講料] 一般=2,500円/学生=1,500円 要申込
[申込方法] Tel.03-5684-1344、Fax.03-5938-8652、メールotokobaotokoba.comに置き換えて)のいずれかで3月29日(土)18:00までに。メールは件名を「レクチャー申込」として、Faxとメールには、お名前参加人数連絡先電話番号を明記してください。

昨年開催された「清元って何さ?」第1弾では、講師の栄吉さんも受講者も同じ床面に膝を突き合わせるように坐って、ゆったり和んだ雰囲気のうちに、栄吉さんの演奏も、お話も、そしてお稽古も、と盛りだくさんの密度の濃い時間を過ごすことができました。そして、清元とは歌舞伎の伴奏音楽の一ジャンルであることがわかりました!
第2弾の今回もやはり、演奏を聴かせていただいて、「歌舞伎の舞台の裏おもて」についてお話しいただき、清元の代表的名曲「三千歳(みちとせ)」を題材に浄瑠璃(清元の声のパート)のお稽古を付けていただくことになっています。演奏は栄吉さんの三味線弾き語りです。舞台では浄瑠璃と三味線は別々の人が担当しますので、栄吉さんの弾き語りは歌舞伎座でも国立劇場でも聴けない超貴重パフォーマンス!気軽に何でも聞ける質問コーナーも。
こちらの写真は、前回のレクチャーで丁寧に浄瑠璃の説明をしてくださる栄吉さん。声の技巧の面白さ、ハマります!
ちょっとだけ予習したところによりますと、「三千歳」は、お尋ね者が逃走中に恋人の許に立ち寄る、というストーリーだそうで、何やらスリリングな気分になってまいりました……
今度の日曜日、非日常の清元体験はいかがですか?

第十六回日本伝統文化振興財団賞受賞制作DVD 清元栄吉(清元三味線方)
清元「六玉川」と清元栄吉さんの作品2曲が収録されています
VZBG-45

◆ 第十六回日本伝統文化振興財団賞受賞者 清元栄吉さん紹介ページ
◆ 第十六回日本伝統文化振興財団賞贈呈式レポート記事
◆ 関連過去記事 音工場 レクチャー・シリーズNo.8 清元って何さ?
◆ 音工場公式サイト

(YuriK)