西暦2000年の記念すべき年に、歌舞伎・長唄の第一線で活躍する杵屋勝四郎(唄方)、杵屋勝七郎(三味線方)、望月太津三郎(囃子方)の3人が江戸の昔から伝わる音楽と今日の音楽スタイルを大胆に融合させ、現代に生きる人々と伝統音楽の架け橋になるこ…
滋賀県米原(まいばら)市。琵琶湖東岸の北(湖北)に位置し、人口およそ4万人。近隣の長浜市や彦根市を含めても20数万人という小規模な地方都市ながら、中山道から北陸に向かう街道の分岐点にあり、かつては琵琶湖水運に接続する交通の要衝として栄え、薬…
本日5月8日、新型コロナ感染症が5類感染症に移行したことで3年間に及ぶ不自由な生活が終わりを告げ、元通りの生活が戻ってきました。(ただし、個人の判断になったとは言えTPOに応じてマスク着用が必要とされています。)この間、大きく変わったことの一…
侍ジャパンが世界一を奪還した第5回WBC。優勝の興奮はいまだ冷めることなく、連日感動的なシーンやエピソードがたくさん紹介されています。私も開催期間中はテレビの前で盛り上がり、優勝に感動して涙したひとりです。 チームワークの良さが感じられ、同…
やわらかな春の日差しを感じた3月4日(土)、横浜・馬車道KING‘S BARにて「民謡GROOVE」のライブが開催されました。<民謡×ドラム>というコンセプトのライブ。2部構成で全国の民謡を披露。 【第1部】牛深ハイヤ節、どや節~大漁唄い込み、よさこい節~よさ…
令和5年2月26日(日)、歴史と伝統の街金沢にて、北陸民謡の第一人者、加賀山昭さんの公益財団法人日本民謡協会「技能章」受章、書籍「民謡 わが人生」出版記念、また、娘で同じく民謡歌手として活躍中の加賀山紋さんの「令和元年度石川県文化奨励賞」受賞を…
先日の朝日新聞の「声」欄が郷土芸能を特集していました。大人に交じって、地元の伝統芸能を絶やさないようにと問題提起をする長崎県の高校生や民族の舞踊が心の支えになっているという朝鮮初級学校生の投書が印象に残りました。また、ユネスコ無形文化遺産…
創作邦楽集団[夢玄]が4作目となるCDアルバムを制作中。 人類を脅かす感染症のパンデミック、多くの人命を犠牲にしながら終わりの見えない戦争…。混迷の時代を生きる私達に鮮烈なメッセージを送る新プロジェクト夢玄Ⅳが動き出します。 この夏、何かが起こ…
しばらくお休みしていた本ブログですが、土の中で冬ごもりをしていた虫たちに倣って、本日より再び動き出します。 この一年力を注いできたのが伝統音楽ジャンルの音楽配信です。 当財団ではこれまでに約1,000タイトルのCDを発行してきましたが、その中から権…
日本伝統文化振興財団は、一九九三年ビクターエンタテインメント社を基金元として設立され、爾来伝統音楽・芸能に関するCD・DVDの公刊、SPレコード音源のアーカイブ化と「歴史的音源(国立国会図書館)」での公開、主催公演、顕彰や演奏会支援による…
頌春 日本伝統文化振興財団は平成五年の発足以来、日本の伝統文化の振興と発展に向けた公益事業に取り組んでまいりました。引き続き無形文化の記録・保存・公刊、公演支援、国際交流、教育支援など日本の伝統文化を支える事業を推進していく所存です。 近年…
このたび日本伝統文化振興財団制作の「地歌のいろは~九州系地歌と上方地歌の競演~」(藤本昭子、菊央雄司ほか)(2021年3月24日発売)が、令和3年度(第76回)文化庁芸術祭レコード部門の大賞を受賞しました。 本作品は、地歌箏曲家藤本昭子が主催した地歌…
西新宿にある芸能文化の拠点「芸能花伝舎」で、楽しみながら伝統文化の素養を身につけませんか?プロの実演家が親身に指導します。子どもたちの未来につながる、ホンモノの教養を! *************************** 令和3年10月5日…
第25回日本伝統文化振興財団賞と第10回中島勝祐創作賞について、改めてご報告いたします。 第25回日本伝統文化振興財団賞の受賞者は池間北斗(いけま ほくと)さん。沖縄在住の琉球箏曲の演奏家です。贈賞理由は次のとおり。 [贈賞理由] 琉球器楽の琉球箏…
「古典芸能の精髄~日本舞踊」(主催:文化庁、主催・制作:公益財団法人日本伝統文化振興財団)は、以下の3つの動画配信プラットフォームで2021年2月20日(土)朝8時から配信を開始します。 長唄「雨の四季」と清元「子守」の2演目が視聴できます。 動画配…
文化庁委託事業の公演「古典芸能の精髄~日本舞踊」(主催:文化庁、公益財団法人日本伝統文化振興財団)を2021年1月23日(土)、日本橋公会堂で無観客で収録しました。2月に映像配信の予定です。 日本舞踊の立方は第24回日本伝統文化振興財団賞受賞者の花柳…
頌 春 日本伝統文化振興財団は平成五年の発足以来、日本の伝統文化の振興と発展に向けた公益事業に取り組んでまいりました。引き続き無形文化の記録・保存・公刊、公演事業、国際交流、教育支援など日本の伝統文化を支える事業を推進していく所存です。 昨年…
日本伝統文化振興財団制作のCD「雪墨 YUKISUMI/藤本昭子 佐藤允彦」(2020年4月22日発売)が、令和2年度(第75回)文化庁芸術祭レコード部門の大賞を受賞しました。 地歌箏曲の藤本昭子さんとジャズピアノの佐藤允彦さんという驚くべき組み合わせで、日本の…
2020年10月8日、トッパンホールで開催された「第十四回 善養寺惠介尺八演奏会」に伺ってきました。今年の春から、コロナ禍で邦楽の演奏会も軒並み中止、延期となったなか、本当に久しぶりの演奏会でした。 チラシには、ご本人のメッセージとして「新型コロナ…
第24回(令和2年度)日本伝統文化振興財団賞の受賞者は、日本舞踊家の花柳大日翠さんに決まりました。 花柳大日翠さん 「日本伝統文化振興財団賞」は、わが国の無形文化の保存・振興・普及に努めることを目的とする当財団の顕彰事業の一環として、伝統芸能分…
このところの新型コロナウイルス感染拡大の現状を踏まえて、伝統芸能界から国への「要望書案」ご賛同のお願いです。ご高覧の上、もしもご賛同いただけましたら、弊財団までメールでご送信いただきたくお願い申し上げます。 その際には、「お名前」と「ご所属…
2020年2月13日(木)、東京早稲田のリーガロイヤルホテル東京で令和元年度(第74回)文化庁芸術祭賞の贈呈式が行われました。 当財団はCD「野澤徹也/杵屋正邦作品集」で、レコード部門の優秀賞を受賞しました。前年のCD「真言宗 豊山聲明 二箇法用付 大般若…
昨年9月25日に当財団から発売したCD「野澤徹也/杵屋正邦作品集」が、令和元年度(第74回)文化庁芸術祭のレコード部門で優秀賞を受賞しました。 三味線演奏家の野澤徹也さんが、現代邦楽の作曲家、杵屋正邦(1914-1996)の作品を演奏したCDです。 優秀賞の…
旧年中はたいへんお世話になりました。 本年も日本伝統文化の振興と発展を願い、日本伝統文化振興財団賞・中島勝祐創作賞の贈呈式、ビクター名流小唄まつり第六十回記念公演(七月)などの開催を予定しております。 変わらぬご支援ご協力のほどお願い申し上…
今年も恒例の「ビクター名流小唄まつり」が、7月9日(火)と10日(水)の2日間にわたり、東京日本橋の三越劇場で開催されました。 昭和、平成、令和と受け継がれてきた小唄まつりも、このたびで59回を数えました。2日間で約140番の小唄が披露され、出演者は2…
2019年7月1日(月)、第23回日本伝統文化振興財団賞と第8回中島勝祐創作賞の贈呈式が、東京都千代田区の紀尾井小ホールで行われました。 第23回日本伝統文化振興財団賞の受賞者は山田流箏曲の萩岡松柯(はぎおかしょうか)さん、中島勝祐創作賞は「狐狸廓化…
先日、「じゃぽキッズシリーズ」を手掛ける平多公了・達樹先生の記事が、聖教新聞に掲載されました!平多先生の、子供たちのダンスにかける思いが伝わってきます。多くの方に伝えたい内容なので、新聞社の方の許可を得て、記事を転載いたします。 聖教新聞(…
平成30年度(第73回)文化庁芸術祭賞の贈呈式が、2019年2月14日、リーガロイヤルホテル東京で行われました。 当財団は「真言宗 豊山聲明 二箇法用付 大般若転読会」(CD2枚組)でレコード部門の大賞を受賞しました。 贈呈式では、まず各部門の受賞者、受賞作…
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CD2枚組「真言宗 豊山聲明 二箇法用付(にかほうようつき)大般若(だいはんにゃ)転読会(てんどくえ)」 「大般若転読会」って何?と思われるかもしれませんが、「お経をパラパラするパフォーマンス」と言えば思い当たる方も多いかもしれません。そもそも…