じゃぽブログ

公益財団法人日本伝統文化振興財団のスタッフが綴る、旬な話題、出来事、気になるあれこれ。

2010-09-01から1ヶ月間の記事一覧

アイヌ関連のイベント・講座・展覧会

日本政府がアイヌを日本の先住民として正式に認めたのは、つい2年前の2008年6月のこと。折口信夫をはじめこれまでは日本文化の起源を南方に求める例が多かったのですが、今後は縄文文化との関連という面でも、アイヌへの注目がますます深まっていくのではな…

巾着田の曼珠沙華が見頃

埼玉県日高市の高麗川(こまがわ)沿いに広がる巾着田(きんちゃくだ)は、曼珠沙華(まんじゅしゃげ)の群生地として有名なところです。この辺りの川の流れがちょうど「巾着」の形に湾曲していることが、この地名の由来となっているそうです。巾着田の公式…

協奏曲尽くしの夜

9月27日の夜、津田ホールで「協奏曲の夕べ」と題する砂崎知子師の箏リサイタルを聴いてきました。協奏曲といってもオーケストラではなく、箏を主体とする合奏群との競演です。 全曲が協奏曲、それも一人の独奏者によるというプログラムは、そうとう珍しいの…

全国民俗芸能大会が2010年11月20日に開催

毎年11月下旬の土曜日に、神宮球場の隣にあるレンガ造りの建物、日本青年館で開催されている「全国民俗芸能大会」が、今年で60回目を迎えます。日本全国各地のさまざまな芸能を数組ずつ招いて紹介するこのイベントは、往復ハガキで申し込めば、誰でも入場無…

霞が関で聴いた西潟昭子の三絃

官公庁を中心としたオフィス街である霞が関で、「霞が関ミュージックサロン」という魅力的なイベントが2、3カ月おきに開催されています。クラシック音楽と、日本の伝統音楽を取り上げていますが、毎回中味が大変ユニーク。今年1月の五世常磐津文字兵衛さ…

「尺八の会」〜国立劇場主催邦楽公演

9月23日(木)の祝日はあいにくの雨模様でしたが、国立劇場(小劇場)で「尺八の会」を聴いてきました。尺八の表現の奥深さ、禅に連なる高い精神性、流派によって異なる呼吸や奏法が醸し出す違いの妙、幅広い可能性──。尺八といっても、けっして簡単にひとく…

「じゃぽ音っとブログ」開始。

いつも日本伝統文化振興財団のホームページ「じゃぽ音っと ◆」をご覧いただき、誠にありがとうございます。「じゃぽ音っとブログ」をスタートします。このブログでは、主に、わたしたちの日々の活動、さまざまな出会い、そして耳よりな情報などをお伝えして…