このところ愚図ついていたお天気でしたが、今日は爽やかな日を迎えました。第十五回日本伝統文化振興財団賞贈呈式及び東日本大震災チャリティ公演「古典芸能の夕べ」の開催の日。 昨日のブログにもあったように今日は節目の日。色々な意味で節目なんです！そ…

このブログにも紹介していましたが→#charity531 5月31日チャリティ公演に向けて - じゃぽブログ、当財団は６月から５月が年度となっており、明日が節目となります。そして明日は当財団の主催、東日本大震災チャリティ公演となっています。 詳細はこちらに→東…

昨2010年に平城遷都1300年を記念して奈良で開催された文化イベント、＜弥勒プロジェクト＞の「グランドフォーラム−NARASIA 2010」については、以前このブログでもご紹介しました。→ 「土取利行・中村明一共演in奈良」 わたしは12月18日（土）と19日（日）の…

昨日、関東甲信地方と東海地方でも入梅のニュースが。関東で平年よりも12日早く、ここ60年ほどの間では2番目にあたるスピード入梅とのことで、自分が住んでいるところでは早くもカエルの大合唱が聴こえてきます。さっそくですが「梅雨」をじゃぽ音っとの作品…

本日は、5月25日に発売になった「箏・三弦 古典／現代名曲集（22）」をご紹介します。 本ＣＤは、正派邦楽会の准師範試験の課題曲集として毎年リリースしておりますが、試験課題曲の他にも、さまざまな曲を収録しております。 本年は、「八橋」「三弦独奏に…

3月11日の東日本大震災から70日以上が経ちました。まだまだ厳しい状況が続いていますが、被災地の皆さんが復興に向けて頑張っている姿は、逆に私達に勇気を与えてくれているように思えます。しかし、福島第一原子力発電所の事故はいまだ予断の許さない状態が…

先程発売された『レコード芸術』6月号の新譜批評欄で、当財団の新譜「C.ドビュッシー 前奏曲集 第2巻／江戸京子（ピアノ）」が二人の評者が共に「推薦」とする【特選盤】に選定されました。「C.ドビュッシー 前奏曲集 第2巻／江戸京子」（VZCC-96） 本作は、…

例年でしたら清々しい季節なのに、毎日はっきりしないお天気が続きますね。そんな中、「第51回 小唄まつり」（7月5日・6日）の準備は継続中でございます。ご出演者の曲目は様々ですが、開催時の季節柄、夏の「夕立」「水」「涼」「祭り」にちなんだ曲が多い…

テノール歌手 木下保先生（6）しばらくおやすみしていた「テノール歌手 木下保先生」シリーズ、本日は第6回目です。 前回は4月29日に、オペラに挑戦する木下保先生をご紹介いたしました。本日は、いよいよ合唱指揮者の木下先生です。 木下先生は、慶應義塾ワ…

5月31日のチャリティ公演「古典芸能の夕べ」もいよいよ来週となりました。助演者の方も決まりましたので、改めて曲目と出演者を紹介します。 なお、チケットのインターネットでの受付は終了いたしましたが、まだ取り扱っています。紀尾井チケットセンター（0…

先日、富山へ遠出をした際に八尾（やつお）へ寄り道。 越中おわら節で全国的に知られる八尾……このとき人通りはあまりなく、ひっそりとしていました。“二百十日の初秋の風が吹くころ、おわら風の盆の幕開けを迎えます。毎年9月1日から3日にかけて行われるこの…

先週末5月15日（日）、浅草の老舗レコード店ヨーロー堂2階ホールにて「演歌まつり」が開催され、浅草芸者をモチーフにした新曲「恋の柳橋」を歌う舞踊歌謡界の人気歌手・相原ひろ子も出演させていただきました。 レコード店でのキャンペーンが少ない相原ひろ…

アグスティン・バリオス・マンゴレ（パラグアイ1885-1944エルサルバドル）。パラグアイが生んだ最高のクラシック・ギタリスト兼作曲家と言われています。1970年代、幅広い活動で著名なギタリスト、ジョン・ウィリアムスの演奏により、世界的に知られるように…

歴代の日本伝統文化振興財団賞の全受賞者による5/31東日本大震災チャリティ公演「古典芸能の夕べ」の出演者を紹介するシリーズ、最終回です！ 今回は本年、第15回受賞者の山本泰太郎（やまもと・やすたろう）さんをご紹介いたします。 贈呈理由と芸歴はこち…

歴代の日本伝統文化振興財団賞の全受賞者による5/31東日本大震災チャリティ公演「古典芸能の夕べ」の出演者を紹介するシリーズ。今日は昨年度、第14回受賞者の大和楽 三味線方、大和櫻笙（やまと・おうしょう）さんをご紹介いたします。 「大和楽三味線方と…

歴代の日本伝統文化振興財団賞の全受賞者による5/31東日本大震災チャリティ公演「古典芸能の夕べ」の出演者の紹介するシリーズ。今回は第13回受賞者の遠藤千晶（えんどう・ちあき）さんをご紹介いたします。 贈賞理由は以下です。 「生田流箏曲演奏家として…

歴代の日本伝統文化振興財団賞の全受賞者による5/31東日本大震災チャリティ公演「古典芸能の夕べ」の出演者の紹介するシリーズ。今回は第12回受賞者の松永忠次郎（まつなが・ちゅうじろう）さんをご紹介いたします。 贈賞理由は、「長唄唄方として近年とくに…

歴代の日本伝統文化振興財団賞の全受賞者による5/31東日本大震災チャリティ公演「古典芸能の夕べ」の出演者を紹介するシリーズ。今回は第11回受賞者の片山九郎右衛門（かたやま・くろうえもん）さんをご紹介いたします。 「一九六四年、九世片山九郎右衛門（…

歴代の日本伝統文化振興財団賞の全受賞者による5/31東日本大震災チャリティ公演「古典芸能の夕べ」の出演者の紹介するシリーズ。今回は第10回受賞者の藤舎呂英（とうしゃ・ろえい）さんをご紹介いたします。 「邦楽の囃子方として近年顕著な活躍をしている。…

歴代の日本伝統文化振興財団賞の全受賞者による5/31東日本大震災チャリティ公演「古典芸能の夕べ」の出演者の紹介するシリーズ。今回は第9回受賞者の今藤長龍郎（いまふじ・ちょうたつろう）さんをご紹介いたします。 1969年東京生まれ。父は長唄の今藤尚之…

歴代の日本伝統文化振興財団賞の全受賞者による5/31東日本大震災チャリティ公演「古典芸能の夕べ」の出演者を紹介するシリーズ。続いて第8回受賞者の能楽師葛野流大鼓方（かどのりゅうおおつづみかた）、亀井広忠（かめい・ひろただ）さんをご紹介いたします…

歴代の日本伝統文化振興財団賞の全受賞者による5/31東日本大震災チャリティ公演「古典芸能の夕べ」の出演者を紹介するシリーズ。今日は第7回受賞者の藤井昭子（ふじい・あきこ）さんをご紹介いたします。 「地歌というジャンルにこだわり、日本国内はもとよ…

来る5月31日に行なわれる、東日本大震災チャリティ公演「古典芸能の夕べ」◆。 この企画のお話を直接うかがったとき、「！」と体に電流が走るほどに感動しました……とまるで「？」に対して「！」というやりとりが有名な“世界一短い手紙”のようでした。「伝統芸…

本日は、地歌『残月』（じうた・ざんげつ）をご紹介します。 地歌『残月』は、作詞者不明、作曲者は、天明年間（1781〜 ）以降、大阪で活躍した峰崎勾当（みねざきこうとう）です。 峰崎勾当には名曲が多く、2月12日のブログでも『雪』をご紹介しましたが、…

歴代の日本伝統文化振興財団賞の全受賞者による5/31東日本大震災チャリティ公演「古典芸能の夕べ」の出演者を紹介するシリーズ。今日は第6回受賞者の善養寺惠介（ぜんようじ・けいすけ）さんをご紹介いたします。善養寺さんは1964年東京生まれ。「6歳より、…

歴代の日本伝統文化振興財団賞の全受賞者による5/31東日本大震災チャリティ公演「古典芸能の夕べ」の出演者を紹介するシリーズ。今日は第5回受賞者の山登松和（やまと・しょうわ）さんをご紹介いたします。「山田流の古典箏曲演奏家として最も注目をされてい…

歴代の日本伝統文化振興財団賞の全受賞者による5/31東日本大震災チャリティ公演「古典芸能の夕べ」の出演者を紹介するシリーズ。今日は第4回受賞者の鶴澤津賀寿（つるざわ・つがじゅ）さんをご紹介いたします。 「竹本駒之助さんに入門しましたが、三味線を…

歴代の日本伝統文化振興財団賞の全受賞者による5/31東日本大震災チャリティ公演「古典芸能の夕べ」の出演者を紹介するシリーズ。今日は第3回受賞者の清元美治郎（きよもと・よしじろう）さんをご紹介いたします。 「清元の三味線方として、太夫の語りをたす…

シリーズで「テノール歌手 木下保先生」をお伝えしている制作担当うなぎです。第1回（2月28日） → 第2回（3月4日） → 第3回（4月１日） → 第4回（4月15日） → 第5回（4月29日） でご紹介しております。是非ご覧ください。今回は、「合唱指揮者、木下保先生」…

歴代の日本伝統文化振興財団賞の全受賞者による5/31東日本大震災チャリティ公演「古典芸能の夕べ」、今日は第２回受賞者の米川敏子（よねかわ・としこ）さんをご紹介します。 「古典の安定した演奏に加え、現代邦楽の分野における活躍、また他分野との交流な…