2017-01-01から1年間の記事一覧
【宮城道雄作曲による、歌舞伎音楽「源氏物語」が、60年の時を超え、一部甦ります。】昭和二十六年に初演され、先々代の團十郎の当たり役として大ヒットした舟橋聖一脚本による歌舞伎『源氏物語』三部作。その舞台を支えた宮城道雄作曲の音楽は、残念ながら…
今年も恒例の「ビクター名流小唄まつり」が、東京・日本橋の三越劇場で開催されました。第57回を迎えた「小唄まつり」ですが、2017年7月11日(火)と12日(水)の2日間にわたり、11時の開演から夕方まで、合わせて150番、のべ230名が出演して、はなやかに小…
平成29年度、第21回日本伝統文化振興財団賞の受賞者は、地歌箏曲および平家の演奏家、菊央雄司(きくおう ゆうじ)さんです。 菊央雄司さん 「日本伝統文化振興財団賞」は、わが国の無形文化の保存・振興・普及に努めることを目的とする当財団の顕彰事業の一…
明日からはいよいよ大型連休が始まりますね。 今日ご紹介するのは、昨年初夏に開催されて大変好評だった、観世流のホープ三人による能公演 「三人の会」 の第二回公演です。 (第一回公演のお知らせはこちら) 今回の会場はなんと、この4月にオープンしたば…
本日、大人気の平多舞踊研究所監修による運動会CD「じゃぽキッズ運動会」シリーズ発売日です! 注目は、運動会には欠かせない、ヒット曲をブラスアレンジした【ヒットヒットマーチ】。 今回は、「J-POPスタンダード集」として、今年大ヒットした「恋ダンス」…
当財団発行のCDの解説や、紀尾井小ホールなどの邦楽演奏会のナビゲーターとしてもおなじみの竹内道敬先生が、『日本音楽のなぜ?』という本を出されました。 (左右社 定価:1850円+税 B6判/並製/200ページ) →日本音楽のなぜ? 歌舞伎・能楽・雅楽が楽し…
立春を迎えたとはいえ寒さのきびしい日が続いていますが、東京では梅が咲き初めました。邦楽の演奏会もこの時期は少なめですが、邦楽の各ジャンルが一堂にそろう「邦楽演奏会」が、今年は2月25日(土)に国立劇場小劇場で開かれます。 主催は邦楽実演家団体…
イランカラプテ。 アイヌ語で「こんにちは」「はじめまして」。『萱野茂のアイヌ語辞典』にはこんな風に書いてあります。イ=それ(あなた)の、ラム=心、カラプ=触れる、テ=させる → 〈あなたの心にそっと触れさせていただきます〉という意味。 萱野茂氏…
あけましておめでとうございます 日本伝統文化振興財団は、平成5年の発足以来、日本の伝統文化の振興と発展に向けた公益事業に取り組んでおります。 本年も伝統芸能の記録・保存・公刊をはじめ、公演事業、国際交流、教育支援など、幅広い視点で伝統文化を支…