ピーカンの空をひさびさ見て、大好きな街・神田神保町へ(その日飛行船が見えたんです!)。
10月末から11月初旬まで神田古本まつりが催されたばかり。この街の風物詩です。
先ごろ自分もこの街に数多く流れてくる圧倒的な古書を興味津々に眺め……一冊購入。その一冊は平積みされているなかの下のほうにあり、忙しそうな店員さんをつかまえ相談すると、二人がかりで、職人的な技で上のほうの書籍から一冊ずつ別のところに下ろし、上手に取り出してくれました(このとき、別の平積みされたところが不安定になって倒れてこないようにするのがミソ)。
本の街で有名なこの街ですが、SP盤を数多く置いてあるレコード店もあります(以下の写真、古書センタービルの一番上の階、富士レコード社がそんなお店)。
SP盤もけっこうあるなあ……78回転で聴くんですよね(LP盤で33回転、シングル盤=EP盤で45回転)。一枚買ってみようかとふと思ったのですが、よくよく考えてみると自分の家にあるレコードプレーヤーには78回転がない。
購入こそ諦めましたが、先ごろ続編が出た「ノイズレスSPアーカイヴズ」シリーズを思い出しましたので、ご紹介します◆。
78回転のプレイヤーをお持ちでない方でも、当時の音がCDでヴィヴィッドに甦るはず。
さらにここから一ツ橋方面に足を伸ばせば皇居にも(以下、平川門)。
好天の日、都内を散歩するにはじつに良いところだなあといつも思います。
(じゃぽ音っと編集部T)