じゃぽブログ

公益財団法人日本伝統文化振興財団のスタッフが綴る、旬な話題、出来事、気になるあれこれ。

チュニジアの音楽家も琵琶に興味を持っていた

昨日帰宅したとき、「VISA」という雑誌が自宅に届いていました。チュニジア特集が組まれており、「チュニス、食のワンダーランド」というタイトルと市場の写真が表紙に。「アフリカ北西部、地中海に面した国…フランス保護領時代の面影を残す首都チュニスを中心に庶民の味から伝統料理、フレンチ、ワインまで、食のワンダーランドを味わい尽くす」ということで豊富なカラー写真でそれらが紹介されています。
文中にそれぞれの家庭料理としてのクスクスが最高とありますが、一昨年にチュニジアへ行ったとき、仕事相手に招かれてご自宅へ。素晴らしい各種ご家庭の味を楽しみました。上流のご家庭だったようでその場ではフランス語しか話されず、言葉でのコミュニケーションはなかなかうまくいかなかったものの、あるウード演奏家と単語の羅列や楽器説明などで結構話が通じて、彼がとても琵琶という楽器に興味を持っていた様子だったのが印象的でした。下の写真は現地の美しい夕焼け。ご参考リンク→じゃぽ音っと作品情報:日本琵琶楽大系[監修・解説:日本琵琶楽協会](5枚組)

(J)