じゃぽブログ

公益財団法人日本伝統文化振興財団のスタッフが綴る、旬な話題、出来事、気になるあれこれ。

レッスンマスターをスタジオで使ってみた

軽い、カンタン、音がいい、のキャッチフレーズのこの製品。録音機、チューナー、メトロノームの一台三役ということで、とても便利なものです。単四乾電池二本で駆動。
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何の予備知識も無くスタジオへ持っていって、邦楽器+電気楽器+ドラムスのセッションで使ってみました。使用法のコツですが・・・上の写真でレッスンマスターの下に拡げてある大きな紙、「レッスンマスターかんたんガイド」という説明書、これを三分だけ見ていただければ、すぐにわかります!
稀に機能が多すぎて使えないという方がいると聞いていたのですが、そんなことはありません。ちょっとしたきっかけだけなんです。三分だけ我慢して「かんたんガイド」を見ていただけましたら、カセットやMDのレコーダーよりも格段に良い音で、そして一度やってしまえば、以後はよりかんたんに、録音できるのです。
この日は外部マイク等は一切使わず、レッスンマスターに装備されている内蔵マイクで、最高音質のWAV形式(48kHz/24bit)で録音しました。撥音や爪音などシャカシャカした音だけに偏ることなく、実に自然に楽器の持つ芯の音が録れている印象。邦楽器の場合は後で録音で確認する場合に楽器特有の微妙なニュアンスなんかも大事ですから、これは大きな利点でしょう。(帰宅してから大型ヘッドホンで聴いてみて、ベースやバスドラムの低音が録れていることにさらに驚きました。)

下の写真は箏奏者のかた、三味線奏者のかたに持っていただいたところ。

下のようにスタジオの機材につないで、すぐに録音した音をスピーカーから確認することが出来ました。電気楽器でも試すために私はエレクトリック・ベースを持って行ったのですが、シールドをつないでのチューニングでは、実に正確に、短時間で合わせることが出来ました。もちろん邦楽器に付けたコンタクトマイクからコードでつなぐことも可能。今日はこのあたりで・・。

(J)