年が明けて今日は七日目。早いものですね。
今年の元旦、Twitterアカウント「japojp」◆より―――毎日新聞「ひと」欄に日本伝統文化振興財団賞(第十一回)の能楽師、片山清司さんが登場、片山九郎右衛門を襲名し、今年から十世を名乗ることに◆。
じゃぽ音っとの財団賞記事◆にある「受賞者の声」で、以前私が実際に片山さんにお話をおうかがいしたときのことを思い出しました。こちらのページです◆。
――そのお話、とても素晴らしかった記憶があります。
なかでも「演出とか意図というものは、稽古の段階でははっきりしないといけないのですが、本番の舞台に上がったときに、それを持ち込まないこと」というお話は伝統芸能の領域にとどまらず、すべてのパフォーマンスにも通じる本質的で素晴らしいお話。ぜひご一読ください。
そののちにご披露された舞囃子「石橋(しゃっきょう)」。そこでは、おだやかにお話されていた表情とはまったく違う、真剣かつ緊迫感にあふれた厳しい表情がありました。実際演奏が終わると会場は静まり返ったあと、盛大な拍手へ……そのシーンをいまだに忘れることができません。
これから手元にあるこのDVD◆を観直そうと思います。
おめでとうございます。さらなるご活躍を祈念しています!
(じゃぽ音っと編集部T)