「都々逸」とは「どどいつ」と読みます。三味線と共に歌われた俗曲で七七七五の二十六文字に節をつけて歌います。男女の情を表現したものが多く、江戸末期に流行。
昨日、柳家三亀松（やなぎや みきまつ）の都々逸のCDのお問い合わせを頂いた事をツイッターしましたら、それを見た私の前の席に座っている人が
「柳家三亀松の問い合わせがあったんですね。クスッ」と。
あれ笑ってる？ 私何か変だったかしら？
「何か？」
「いや、この休日にちょうど柳家三亀松のレコードを聞いていたので。キングレコードやコロムビアから以前結構出てましたよ。面白いし艶っぽいんですよ『新婚箱根の一夜』とか・・・」
このヒト、超レコード好きでお昼休みも時間を惜しんでは、ジャンル幅広くレコードを購入しています（笑）今日も郵便受けに入らない荷物が・・・。
そういえば「都々逸」って聞いたことがあったかしら？ と思い、当財団から出ているCDを検索。ちょっと驚いたのは、私の勝手な思い違いで柳家三亀松さんが女性だと思っていたこと。当財団のCDはいずれも日本橋きみ栄、都家かつ江と一緒に収録されておりましたので、女性三名の作品だとばかり（＾＾； 昭和の演芸というのか、不思議な世界に引き込まれました。確かにじわじわと笑いも頂けます・・・。
ビクター邦楽名曲選13都々逸名曲集／柳家三亀松、都家かつ江、日本橋きみ栄
〈COLEZO!TWIN〉端唄・小唄・都々逸の粋（2枚組）
〈COLEZO!〉〜コレゾ！BEST!〜都々逸特選／日本橋きみ栄、柳家三亀松、都家かつ江
（japogirl）
