じゃぽブログ

公益財団法人日本伝統文化振興財団のスタッフが綴る、旬な話題、出来事、気になるあれこれ。

CD『箏・三弦 古典/現代名曲集』のご紹介

制作担当うなぎです。東日本大震災から1ヶ月がたちました。いまもなお厳しい状況が続いている被災地の皆様には、一日も早い復興をお祈り申し上げます。東京でも余震が続いて、落ち着かないですね。皆様十分気をつけてお過ごしください。
シリーズで「テノール歌手 木下保先生」(前回4月1日)を第3回までご紹介しておりました。今週はその続きの予定でしたが、本日は打ち合わせで、正派邦楽会様をお訪ねしましたので、市ヶ谷の様子をお届けします。連日ブログでも桜の様子をお伝えしていますが、JR市ヶ谷駅を出てすぐのお堀の桜も、ゆるやかな日を浴びて咲いていました。

市ヶ谷駅を出たところに釣り堀があります。今日は暖かかったので、釣りをしている人も多く見受けられました。そういえば昔、東京湾は浦安で、ハゼ釣りをした記憶があります。♪ハゼ ハゼ ハゼどん ハゼハゼどん〜 (アニメ「はぜどん」の歌)と歌いながら、釣っていたような気がします。(下↓ 市ヶ谷の釣り堀。桜の間から)

正派邦楽会は、市ヶ谷の左内坂防衛省の裏門の手前にあります。生田流箏曲の流派で、中島靖子先生が二代目のお家元です。正派邦楽会では、専門家をめざす方のための試験を毎年行なっていらっしゃいますが、試験曲を収録した「箏・三弦 古典/現代名曲集」というCDを弊財団よりリリースさせていただいています。
現在までに、21タイトルリリースされており、試験の課題曲の他にも、古典曲から現代曲まで、幅広い選曲で収録されています。来月5月には、22集が発売される予定です。こちらにも試験曲の他、藤井凡大先生の「四重華一番(しじゅうかいちばん)」「須唄流三章(すばるさんしょう)」が新録音で収録される予定です!



(制作担当:うなぎ)