じゃぽブログ

公益財団法人日本伝統文化振興財団のスタッフが綴る、旬な話題、出来事、気になるあれこれ。

【5/31(15)】山本泰太郎《狂言方 大蔵流》 #charity531

歴代の日本伝統文化振興財団賞の全受賞者による5/31東日本大震災チャリティ公演「古典芸能の夕べ」の出演者を紹介するシリーズ、最終回です! 今回は本年、第15回受賞者の山本泰太郎(やまもと・やすたろう)さんをご紹介いたします。

贈呈理由と芸歴はこちら→http://japan.japo-net.or.jp/cultivate/recipient/recipient_15.shtml
略歴がこちらにあります。1971年生まれ、2010年に芸術祭優秀賞受賞→http://www.kyogenyamamoto.com/actor.html(上から四人目)

徳川幕府の式楽の伝統を継承する大蔵流狂言の家柄。略系図がこちらに→山本東次郎家 - 大蔵流狂言 山本家


晦日、うちの理事長によるブログにもご登場…
ニューヨークのジャパン・ソサエティの主催による北米ツアーを3月16日から約2週間にわたって実施しました。公演メンバーは山本則俊先生を筆頭に、山本泰太郎、山本則重、山本則秀、若松隆の4師。公演演目は「月見座頭」と「止動方角」、ワークショップは「柿山伏」を題材に行われました…さらば寅年 - じゃぽブログ

このなかで「月見座頭」について解説がありますが、泰太郎さんの受賞記念DVDには「月見座頭」を収める予定です。この曲は昨年度の芸術祭優秀賞をとられたときの演目でもあります。


山本家につきましては、この二本のブログもご紹介しておきます→1-大人になった虫捕り少年 - じゃぽブログ→2-新緑の国立能楽堂で - じゃぽブログ

紀尾井ホールでの5月31日チャリティ公演では、山本泰太郎さんは第一部の冒頭、「三番三」でご出演、これが受賞記念となります。後見として山本東次郎さん、助演者はチラシには弟の「山本則孝」さんが載っていますが、都合により「山本凛太郎」さんに変更になりました。凛太郎さんは泰太郎さんのご子息です。


東日本大震災チャリティ公演「古典芸能の夕べ」

開催意図、全演奏予定曲目はこちら→ 東日本大震災チャリティ公演〜日本伝統文化振興財団賞歴代受賞者による〜古典芸能の夕べ
【日時】平成23年5月31日(火) 午後6時開演(4時半開場)
【場所】紀尾井ホール(1階) 
【入場料】5,000円(全席自由)
この公演チケットで、第15回日本伝統文化振興財団賞贈呈式(午後5時開始)にもご入場いただけます。
【チケットお申し込み】日本伝統文化振興財団 電話:03-3222-4155(平日11:00〜18:00)
インターネット:じゃぽマガジン | 伝統芸能 観たい! 聴きたい!
紀尾井ホールチケットセンター 電話:03-3237-0061(平日・土曜10:00〜18:00)

(J)