昨日、関東甲信地方と東海地方でも入梅のニュースが。関東で平年よりも12日早く、ここ60年ほどの間では2番目にあたるスピード入梅とのことで、自分が住んでいるところでは早くもカエルの大合唱が聴こえてきます。
さっそくですが「梅雨」をじゃぽ音っとの作品検索でサーチ。「曲名」の欄に「梅雨」と入力すると……こちらがその検索結果→◆
ジャンルでは小唄(「梅雨もよい」)と新内(「花井お梅―梅雨衣酔月情話―」)、さらには歌舞伎の名台詞集(「〜コレゾ!BEST!〜歌舞伎名台詞集〜知らざぁ言って聞かせやしょう〜」)や多田武彦氏の合唱作品集などが並びます。
また「梅雨」だけでなく「五月雨」で検索して数多くタイトルが並ぶことからも、雨は自然だけでなく日本人の感性にも大いなる恵みをもたらしてきたのだといえそうです。
それにこの日本には、広重の浮世絵がありました……たとえば「名所江戸百景 大はしあたけの夕立」ほか、広重の雨の作品は数多くありますね。そういえば西洋絵画の名作で、風景に雨を取り入れたものってあまり聞いたことがありません。
――そうだ、雨の日は室内でのコンサートはもちろんのこと、美術館へ絵を観に行くというのもいいですよね。
(じゃぽ音っと編集部T)