じゃぽブログ

公益財団法人日本伝統文化振興財団のスタッフが綴る、旬な話題、出来事、気になるあれこれ。

東京の交通100年博

明日23日で処暑。2011年の夏も終わりにさしかかっています。子供にとっての夏休み(地域によってはすでに秋の始業式が始まっているかもしれません)も終盤ですが、子供だけでなく大人も楽しめそうな都内の催し物へ先日行ってきました。
都営交通100周年記念特別展 東京の交通100年博〜都電・バス・地下鉄の“いま・むかし”〜(開催期間:7/14〜9/10、公式HP→/開催されている江戸東京博物館HP内のページ→

明治44年(1911年)、東京市電気局として発足した東京都交通局がこの平成23年(2011年)年8月1日に創業100周年を迎えたそうです。当時の貴重な写真を含む数々の展示物から、いわゆる有名な“チンチン電車”のみならず、今はなきトロリーバス(電気で走るバスですよね)、地下鉄、都営バス、新交通システムなど、この100年の間に東京で活躍してきた交通機関の歴史的な展示がありました。

これは、函館市企業局ササラ電車(旧東京市電ヨヘロ1形)の実物大モックアップ(模型)

近現代史の学習は子供にとって少し難しく感じられるかもしれませんが、こうした身近なところから歴史を触れてみるのによい機会かもしれません。自分の住まいの近くにある鉄道博物館さいたま市もお休みともなると賑わいをみせる人気スポットですが、この100年という歴史を感じさせるこちらもいいですね。

(じゃぽ音っと編集部T)