7月30日に予定されていた今年の隅田川花火大会。震災の影響から延期され今日、ついに開催……自分はテレビで観るくらいしかできませんでしたが、きっと関係者をはじめ、開催を願う方々の思いが詰まった意義深い大会だったのだと思います(公式HP→◆)。
隅田川の花火といえば、江戸時代に由来を持ち、「たまやー、かぎやー」の掛け声がよく知られるところ(Wikipediaに詳しい記述がありますね→◆)ですが、これが今に伝わっていることからも、当時から花火に寄せる人々の思いの深さが感じられますね。
「花火」をじゃぽ音っとの作品検索ページ◆で検索すると、数多くの作品がヒットします。曲名「花火」で11件のヒットが→◆。
ドビュッシー作の「花火」を収録した江戸京子『C.ドビュッシー 前奏曲集 第2巻』◆、小唄「遠花火」を収録した「花の明け暮れ/春日とよ栄芝の小唄」◆。さらに保育教材の作品で「たまやー!」の掛け声もうれしい「ドドンパ!花火太鼓」を収録した『2006年ビクター発表会④ ドドンパ!花火太鼓』(写真)◆などがあり、箏の巨匠、宮城道雄作「線香花火」が収録された作品(いくつかありますが、そのなかから「宮城道雄作品大全集」◆を)などがあります。隅田川など大きなイベントで目にする華やかで派手な花火は素晴らしいのですが、線香花火の小さいながらもパッパッと鮮やかに灯る雰囲気も捨てがたく、こちらもどこか心に残ります。
※最後にじゃぽ音っとブログから「花火」についての話題を少しピックアップしました。
はじめての邦楽◆……遠藤千晶さんが実際に「線香花火」を演奏されたお話があります
やまとことばを美しく 木下保先生(9)◆……山本真山さんの最新アルバム『雪間草 ―山本真山作品集Ⅱ―』◆の収録曲「光露」は、夏の夜を彩る花火をイメージした幻想的な作品とのことです
(じゃぽ音っと編集部T)