じゃぽブログ

公益財団法人日本伝統文化振興財団のスタッフが綴る、旬な話題、出来事、気になるあれこれ。

草津温泉、八木節

まだ暑さが残る先日、個人的に群馬に足を延ばす機会があって、草津温泉へ行ってきました。夏場は比較的空いているのかと思っていましたが、草津名物・湯畑の周囲は老若男女、結構な賑わいでした。

これは夜の湯畑。幻想的ですね。
ここ湯畑の周囲には「草津に歩みし百人」と題し、歴史上の偉人の名前が刻まれた石の柵があります。草津温泉観光協会サイト「湯Love草津によれば、“大和朝廷の頃、日本武尊が東征帰途の折に温泉を発見したと伝えられる”とのこと。

あらためて調べてみると、草津だけでなく日本全国各地にある温泉の由来は古いものが多く、枕草子に「三名泉」(有馬温泉ほか)の記述があるほか、「三大温泉」「三古湯」といったさまざまな例えがあり、温泉と日本人の関わりの深さが感じられます。そういえば、自分が子供のころテレビで親しんだドリフターズの「いい湯だな(ビバノン・ロック)」には“草津の湯”について“誰が唄うか八木節が”という歌詞がありますね。普段はなかなか行けませんが、自分も久々に“いい湯”を味わいました。

「八木節」をじゃぽ音っとで検索するとこれだけのタイトルがヒットしますので、ぜひご参照ください。

(じゃぽ音っと編集部T)