じゃぽブログ

公益財団法人日本伝統文化振興財団のスタッフが綴る、旬な話題、出来事、気になるあれこれ。

映画『ライフ』

映画『ライフ』を観ました。
この地球に住む様々な生物の生態をとらえたドキュメンタリー映画。世界中には本当に色々な生き物がいて、厳しい環境の中で生きているんだと感心するばかり。

ちっーちゃな母親のカエルが、地面の水たまりにいるおたまじゃくし4匹を天敵から守るために、1匹ずつ背中に乗せて木を登り、高い所に生えている草の水たまりに移動させる。それを4回それぞれ違う木の上に運ぶ。子供たちへの食事は無精卵を産み落として与えてあげる。それもまた、それぞれのおたまじゃくしが待っている高い木の上に、登っては降りて登っては降りて・・・。子供達の為に精一杯頑張っている。健気である。それにしても、あんな高い木を登って行く様子まで、どうしたら撮る事が出来るのだろうと不思議でしょうがない???

見終わった後に印象に残っていたのは「ヒゲワシ」の場面でした。生きて行く為に、誰も食べない物を食べる!それは「骨」。他の動物達が食べ残した「骨」。ヒゲワシの胃液は物凄いんですって。そんな場面の中、松本幸四郎さんの渋いナレーションで「自分流に生きている」と言っていたのが妙に耳に残りました。帰り道、堂々としたヒゲワシを思いだしながらも「自分流の生き方」って・・・と自問してました f^_^;

(japogirl)