じゃぽブログ

公益財団法人日本伝統文化振興財団のスタッフが綴る、旬な話題、出来事、気になるあれこれ。

安藤栄子 シャロンファンの集い

9月19日(月・祝)の敬老の日神奈川県立青少年センターにて行われた「シャロンファンの集い」に安藤栄子がゲスト出演しました。簡単ですが、その模様をご紹介します。

カラオケスタジオ「シャロン」主催による東日本大震災復興支援チャリティとして開催されたファンの集い。会場一杯のお客様を迎え、11:00の開演と同時に総勢73組によるカラオケ大会がスタート。その後地元横浜を中心に活躍する歌手の皆さんによるステージへと続きました。後半にはメインステージとして鏡五郎さん、千葉げん太さん、山口かおるさん、Nobbyさん、伊達めぐみさんという、全国で大活躍中の歌手のみなさんと同じ舞台で、安藤栄子も約30分のワンマンショーをつとめさせていただきました。

安藤栄子が歌ったのは以下6曲。オープニングでオリジナル曲「京の春」、2曲目に島津亜矢さんの「梅川」、3曲目にオリジナル曲「うかれ奴さん」、4曲目にオリジナル曲「浮名舟」、5曲目に新曲「恋の名残月」、最後に中村美律子さんの歌謡浪曲「お夏清十郎」。

日本調でテンポの良い「うかれ奴さん」では、夢月友昭さんの踊りも付いて華やかなステージとなりました。夢月友昭さん、素敵な踊りをありがとうございました。

安藤栄子のステージ最後の曲として歌った歌謡浪曲「お夏清十郎」。お夏と清十郎の悲しい恋を描いた長い台詞入りの迫力満点の曲です。小説や映画、歌舞伎の題材になるほど有名な悲恋物語はみなさんもよくご存知だと思います。10分近くある曲でしたが、観客の心を終始離すことなく歌い演じました。安藤栄子は元々演技を学び舞踊劇で舞台を踏んでいましたので、台詞入りや歌謡浪曲は得意としています。いつもの歌謡ショーとはひと味違った選曲でしたので、ファンの皆さんも喜んでくださったようです。

この「シャロンファンの集い」大トリは、キングレコードの鏡五郎さん。今年デビュー45周年を迎えた大ベテランで歌唱力の高さはもちろんですが、周囲をさりげなく気遣ってくださる優しい鏡五郎さんです。今回光栄なことに安藤栄子が鏡五郎さんとデュエットで「お島・千太郎つれ舞い道中」を歌う機会をいただきました。オリジナルは鏡五郎さんと真木柚布子さんによる台詞入りの大作です。

安藤栄子は大変緊張していたようでしたが、とても良い経験になったと思います。


写真は、ステージ直後に撮っていただいたものです。お疲れにもかかわらず、こちらからの勝手なお願いに快く写真に応じてくださいました。鏡五郎さん、ありがとうございました。
そして、今回このような貴重な機会を与えてくださいました作詞家の悠木かおる先生、ありがとうございました。

(K)