先日の朝、京都駅から七条駅方面へ足を向けると……記念碑を発見(後ろが京都駅です)。
「電気鉄道事業発祥地」
日本最初の電気鉄道はこの地に発祥した
明治二十八年二月一日京都電気鉄道株式会社は東洞院通り七条下る鉄道踏切南側から伏見下油掛通りまで六キロの間に軌道を敷き電車の運転を始めた
(一部抜粋)
明治28年=1895年。もう100年以上前になりますね。この路線はのちの京都市交通局の伏見線(1970年4月に廃止)となるもの。
七条駅で京阪電鉄に乗り、出町柳駅へ。
ここで叡山電鉄に乗り、八瀬比叡山口駅へ。
駅舎が昔ながらの雰囲気でいいですね。ここから叡山ケーブルに。
ここは大正14年(1925年)12月開業とのこと。当時の難工事がしのばれる急斜面。上の2枚の写真はちょうど上下線の車両がすれ違うポイントです。
さらにロープーウェイで比叡山の頂上へ。少し怖かったですが、眺望は最高でした。
これからの紅葉シーズン、きっとこのあたりを訪れる方も多いはず。歴史遺産が今もいきづく京都の街ですが、鉄道も古い歴史があるのですね。ちょっとした小旅行になって楽しかったです。
(じゃぽ音っと編集部T)