じゃぽブログ

公益財団法人日本伝統文化振興財団のスタッフが綴る、旬な話題、出来事、気になるあれこれ。

みんよう倶楽部No.3発売

民謡の専門誌として昨年11月に創刊された「みんよう倶楽部」の第3弾が12月1日に発売となりました。毎回発売を楽しみにしている民謡ファンも多いのではないでしょうか。私もその一人です。
今回表紙とトップページを飾るのは、この9月に「いずみの民謡」(コロムビア)でCDデビューした山本泉さん。笑顔が素敵な山本泉さんは舞台だけでなく、民謡酒場「浅草追分」でも活躍中です。

さて、全国で開かれている民謡大会やコンサート、リサイタルを細かく取材し、毎回写真入りでわかりやすく紹介してくださる「みんよう倶楽部」。今回も読み応え充分の内容です。特に今回は我が財団から作品をリリースしている方々がたくさん紹介されているので、お知らせしたいと思います。

まず『アーティストナウ』のコーナーでは郷みん'Sのメンバーで津軽三味線奏者の椿正範さんのインタビュー、『うたが聞こえる風景』のコーナーでは森田圭一さんによる地元東久留米市に伝わる古謡「めでたきものは」の紹介、『サミット・ボイス』のコーナーには鈴木正夫さんのインタビュー、「アーティストボイス」のコーナーは須藤圭子さん武花千草さん の記事が、それぞれカラーで掲載されています!

更に読み進めていくと!『トピックス』のコーナーで、おもだか秋子「民謡(うた)の道」のレコーディングの様子を、取材してくださった記者の目線で紹介してくれていました。たくさん掲載していただき、感謝感謝です。

記事の内容はぜひ「みんよう倶楽部」をお読み下さいね。それぞれに個性が出ていておもしろい記事ばかりです。どんな人なのかを知った後で、次にその人の唄や演奏を聴く時、いつもと違った感想を持つかもしれません。

全国の民謡歌手や奏者が毎日どこかで民謡を唄い、演奏し、民謡を後世に伝えるべく前向きな活動をしています。それを伝えてくれる専門誌やテレビ、ラジオと一緒に、もっと民謡を耳にするチャンスを増やせるよう、微力ですが努力していきたいと思います。



(K)