じゃぽブログ

公益財団法人日本伝統文化振興財団のスタッフが綴る、旬な話題、出来事、気になるあれこれ。

都民芸術フェス、第42回邦楽演奏会

昨日、公演の案内ハガキが届きました。

これは来る3月3日(土)に東京の国立劇場小劇場で行なわれる「2012都民芸術フェスティバル参加公演 第四十二回 邦楽演奏会」のお知らせ。このハガキよりプログラムを下記に引用させていただきます。また詳細はLet's Enjoy TOKYOからこちらでもご覧いただけます。電話予約、お問い合わせはあさって1月16日(月)からとのことです。


2012都民芸術フェスティバル参加公演 第四十二回 邦楽演奏会
平成二十四年三月三日(土) 国立劇場小劇場
【第一部】十一時開場・十二時開演
三曲都の春山勢松韻/山勢麻衣子ほか
長唄五段目角兵衛獅子杵屋勝四郎杵屋勝三郎ほか
荻江節八島荻江ちか/荻江香世ほか
常磐乗合船恵方万歳常磐津清若太夫常磐津一寿郎ほか
新内蘭蝶富士松小照/新内仲三郎ほか
義太夫傾城阿波の鳴門(前)竹本駒之助/鶴澤津賀寿ほか
清元三千歳清元延壽太夫清元梅吉ほか
【第二部】十五時半開場・十六時開演
一中節廓の寿宇治紫文/宇治紫津ほか
義太夫傾城阿波の鳴門(後)竹本土佐恵/鶴澤寛也ほか
新内関取千両幟新内剛士/鶴賀喜代寿郎ほか
常磐関の扉(下)常磐津文字増十/常磐津文字孝代ほか
清元鳥刺し清元志寿子太夫/清元菊輔ほか
尺八霜夜川村泰山ほか
長唄靭猿杵屋喜三郎杵屋五三郎/藤舎呂船ほか
この演奏会は12時開演の第一部、16時開演の第二部、二つの公演で構成され、演目には三曲、尺八、長唄、清元、一中節、荻江節常磐津、新内、義太夫と邦楽のさまざまな種目を網羅し、各種目でご活躍の演奏家が揃っているうえ、お求めやすい入場料も魅力的。この都民芸術フェスティバルをすでにご存知の方もいらっしゃるかと思いますが、あらためて公式Webサイトへ行きますと……

都民芸術フェスティバルは、都内で開催されるさまざまなジャンルの優れた舞台芸術公演に助成金を交付し、低廉な料金設定や関連企画を設けたり、日ごろ公演の機会が少ない地域へ展開していくことで、観客層の裾野を広げ、芸術文化の振興と普及を図るための文化事業です(東京芸術劇場ホームページ内/都民芸術フェスティバルページより一部引用)。

フェスティバルは邦楽以外に、オーケストラ、室内楽、オペラ、現代演劇、バレエ、現代舞踊、日本舞踊、能楽、寄席芸能、民俗芸能と多岐にわたっています。上記でリンクしている都民芸術フェスティバルのページを閲覧していると、すでにこの1月から始まっている公演もありますが……こちらのページではフェスティバルの参加公演から「合計90組180名様に招待券プレゼント」とのこと。さきほどご紹介した「第四十二回 邦楽演奏会」も第二回参加公演ご招待のなかのひとつに入っていて、第二回招待券プレゼントの応募締切は1月31日。これは要チェックですね!

(じゃぽ音っと編集部T)