じゃぽブログ

公益財団法人日本伝統文化振興財団のスタッフが綴る、旬な話題、出来事、気になるあれこれ。

[無形文化]遺産

先日、じゃぽ音っとのニュースで「第1回東京[無形文化]祭、7月開催」という記事を掲載しました。この[無形文化]という言葉から3年ほど前の夏、個人的に奈良で行なわれたイベントへ行った記憶が蘇りました。
 
 
無形文化遺産の未来」シンポジウムと舞台イベント(2009年8月8日/主催:朝日新聞社朝日新聞文化財団、国連教育科学文化機関(ユネスコ) 特別協力:東大寺 後援:外務省、文化庁奈良県アゼルバイジャン共和国大使館、中国大使館、日本ユネスコ国内委員会、エフエム大阪)、そのプログラムです(メモ入りでお見苦しいところ、ご容赦ください)。
思いだすと、当時とても暑い夏でした。その少し前のこと、たまたま読んでいた朝日新聞朝刊に掲載された告知をみてその申し込みをしたところ、参加OKとの報せがハガキで届いたのでした。この年、折しも平城遷都1300年記念の前年にあたり、早くも沸いていた奈良。そのときに撮影したカットをいくつか。
 
 
奈良といえば、シルクロードの終着点といわれる場所。その日夕刻から始まった東大寺での舞台イベント「シルクロード 至宝の玉手箱」はとにかく素晴らしいのひとこと。アゼルバイジャン、中国からの至芸はもちろんのこと、野村万作師の「三番叟」にはじつに感激しました。そうしたことから自分にとって、それまであまり意識していなかった無形文化遺産という考え方を知る、有意義な機会になりました。
さて、この第1回東京[無形文化]祭の(公式サイトが立ち上がっています。ご覧になってよろしかったら「いいね!」やツイートをぜひお願いします!)、これから予定されている詳細の発表が待ち遠しいですね。

(じゃぽ音っと編集部T)