今、外は雨が強くなったり弱くなったり・・・。梅雨の季節には珍しい台風が近づいています。それも二つだったんですね(台風4号と5号)。先ほど携帯に「台風4号は、だんだん雨風が強まって交通機関にも影響する恐れがある・・」との情報が(><)今夜は早く帰宅した方が良さそうです。
この梅雨の時期は、毎年恒例の『ビクター名流小唄まつり』の準備に追われております。今年は、7月10日(火)11日(水)三越劇場にて、第52回を迎えます。
[第52回ビクター名流小唄まつり]
そんな作業をしながら、ご出演曲の中に「つゆもよい」を見つけますと・・・(苦笑)。
こんな天候にちなんで1曲。
「蓼の小唄 初代家元蓼胡蝶/蓼胡満喜」
『雨や大風』(初代家元 蓼 胡蝶より)
♪雨や風がふくのに 唐傘がさせますかいな
ハイ骨が折れまする
※現代では、唐傘はビニール傘となり、台風の後はあちらこちらで壊れて無惨なカタチに?って感じでしょうか。
それと、小唄の歌詞で面白い曲がありましたので、
「小唄まるかじり」より
『たかが小唄』(河合勇 作詞/千紫千恵 作曲)
♪たかが小唄というけれど たかが小唄がむずかしい
前弾きの すまないうちから唄い出し
まだよと横目でにらまれる
自分の声に聞きほれて やたらにのばして叱られる
オツに落としてなぞとはせんえつな
本当に小唄はむずかしい
わかっただけでも大進歩 初めて師匠にほめられた
※ふふふ・・習いたての心情が痛いほどに(^^;
当財団の『ビクター名流小唄まつり』では、一番の出演時間は四分以内で!という規定がございます。なので短い曲には「雨や大風」のような30数秒の曲をつけたりと。一番のご出演には、1曲から2曲のお申し込みを頂いております。
(japogirl)