じゃぽブログ

公益財団法人日本伝統文化振興財団のスタッフが綴る、旬な話題、出来事、気になるあれこれ。

日本民踊・新舞踊協会 全国指導者合同研修会

今年度より「ビクター民踊・舞踊連盟」から「日本民踊・新舞踊協会」に名称を変更し、初めての「全国指導者合同研修会」が熱海後楽園ホテルみさき館ホールで行われました。

日本の美しき伝統である民踊民舞の全国普及を目的に、日々活動を続ける日本民踊・新舞踊協会。全国各地にある協会支部で会員達を指導している方々が年に一度熱海に結集し、本部の講師から指導を受けるこの研修会に、今年は約320名が参加したとのことで、熱気の中での研修会となりました。
[:W350]

今年の講習曲は、「磯浜盆唄」(北海道民謡)、「お山こ三里」(秋田県民謡)、島津亜矢さんの「一本釣り」(テイチク)の他に、5月末に発売した鈴木正夫さんの「風に立つ-前田利家-」が選曲されました。
[:W350]

そこで、当日鈴木正夫さんが会場に駆けつけ、研修を受けているみなさんに向けて、この「風に立つ-前田利家-」を歌うという“サプライズ”を企画しました。振付をご指導くださった松若寿恵由先生の踊りと共に、そして会員の皆さまと共に、そして研修会始まって以来の「アンコール!」の声を受け、会員の皆様に向け最後にもう1度歌いました。フルコーラスを立て続けに3回も…鈴木さん、ありがとうございました!
[:W350]

民謡界の大スターにも関わらず気さくなお人柄の鈴木正夫さんのおかげで、会場は大変盛り上がりました。
会員の皆さんの心に残る研修会になったとしたら嬉しいです。

(K)