じゃぽブログ

公益財団法人日本伝統文化振興財団のスタッフが綴る、旬な話題、出来事、気になるあれこれ。

ハンガリー・オーストリア地歌公演(2)

本日は、先週の「ハンガリー・オーストリア地歌公演2012速報!」(◆)の続きです。
弊財団では、和楽器演奏の中でも特に古典を海外にお伝えしたく思い、昨年の「地歌ドイツ公演2011」に引き続き、「ハンガリーオーストリア地歌公演2012」(日程9月12日〜20日)の公演を開催いたしました。先日は、ウィーンでの公演を終了したあと、移動先のハンガリーより速報でブログをアップさせていただきましたが、本日は日本に戻りまして、お伝えいたします。
本日は番外編で、ウィーン市内をご紹介いたします。成田を出発して、ウィーンに到着。空港からは、バスで移動しました。この辺りは、雨が降りやすいとおっしゃっていましたが、やはり雨でした。
市内に到着。

市内を走る路面電車

こちらは、シュテファン寺院(写真上)。ウィーンの観光名所のひとつで、ハプスブルク家の歴代君主の墓所であるほか、モーツァルトとコンスタンツェの結婚式が行われ、また葬儀が行われた聖堂だそうです。

石畳の路地や、古い町並みが続きます。
1周が4Kmほどのリンクという環状道路の内側にあたる旧市街と、その周辺に観光の名所が集まっています。中心がシュテファン寺院というわかりやすい地形です。

観光馬車も走っていました。

いたるところで、モーツァルトの時代の格好をした人が、コンサートの案内をしています。こちらの方々にお願いすれば、海外公演の宣伝もバッチリでしょうか!?

シェーンブルン宮殿は、ハプスブルグ王朝の歴代君主が、主に離宮として使用した場所とのことで、建物は両翼の端から端まで180mあるそうです。9月14日に開催された地歌公演の会場は、宮殿の右端にある建物の1室でした。

庭園が華やかです。日本庭園とは対照的です!
それでは、また次回に続きます。

(制作担当:うなぎ)