じゃぽブログ

公益財団法人日本伝統文化振興財団のスタッフが綴る、旬な話題、出来事、気になるあれこれ。

渕英詔・力武杏奈ディナーショー

「渕 英詔・力武杏奈 九州民謡(ふるさと)を唄う」CDアルバム発売記念ディナーショーが、10月7日(日)佐賀県伊万里市の〔伊万里迎賓館〕で行われました。九州一円はもとより、北海道や関東からも大勢がお祝いに駆けつけ、会場は360人で満杯の状態です。

先ずは伊万里市長他の祝辞や乾杯でディナータイム。
続いてのショータイムは、始めに渕英詔さんが登場。飄々とした「淡海節」の替唄と挨拶で始まり、会場の空気は一気に和らぎました。そして渕さんが発掘した民謡「ちりがん節」、長崎県民謡の「雨の降る夜節」と続きます。

2人目の主人公力武杏奈さんは、〔日本民謡フェスティバル2009〕のグランプリ曲「佐賀タンス長持唄」を、会場内を唄いながらでの登場です。そして「万才くずし」「シャンシャン馬道中唄」とレコーディング曲が続きます。

続いて各地からの〔友情出演〕と、渕さんの名取のお弟子さんが出演の後、再び力武杏奈さん、渕英詔さんがレコーディング曲を披露して、3時間のディナーショーは盛会のうちにお開きとなりました。

力武杏奈さんにとっては、新たな民謡歌手としての第一歩を踏み出し、渕英詔さんにとっては、今までの民謡発掘・研究と、後進指導の成果が実を結んだCDとディナーショーになったことと思います。

(青木)