先日11月13日王子ホールで行なわれた、後藤すみ子独奏会「果てしなき挑戦を」独奏曲シリーズⅩⅧ［東京公演］を拝見しました。
さきごろ、CD「後藤すみ子／「秋の調」 宮城道雄作品集（2）」（写真）を発表したばかり。このじゃぽ音っとブログでのイタリア録音日記、イタリア録音日記 2でご覧いただけるように、「超タイトなスケジュール」で行なわれたイタリアでの録音は来春発売予定とのこと。待ち遠しいですね。
さて今回、後藤先生の独奏会を初めて拝見したのですが、これがとてもひきこまれました。正直なんと言い表せばよいものかと今も思案してしまうほどなのですが、音のひとつひとつが生き生きと耳にすーっと入り、聴き手の心を震わせるといえばよいのでしょうか……昨年の独奏会についても、八十歳の「手事」での「ここ数年、必ず宮城道雄の箏独奏曲「手事」がとりあげられているのですが、その演奏が圧倒的で、毎年その感動を味わうために通っているファンも多いようです」というお話に納得。アンコールも拍手喝采、じつに素晴らしかったです！
（じゃぽ音っと編集部T）
