じゃぽブログ

公益財団法人日本伝統文化振興財団のスタッフが綴る、旬な話題、出来事、気になるあれこれ。

日本民踊・新舞踊協会主催「第52回民踊大会」のお知らせ

今日の東京は午後から冷たい雨が降り始め、大変寒い一日となりました。寒暖の差が激しく体調を崩しやすい季節の変わり目、皆様どうぞお気を付け下さい。

さて、もう間もなく始まるゴールデンウィーク。旅行や行楽にお出掛けの予定を立てられている方も多いかと思いますが、このゴールデンウィーク中に予定されている催しをひとつご案内させていただきます。

日本民踊・新舞踊協会主催 第54回「民踊大会」
日時:平成25年4月28日(日) 午前10時30分開演
場所:新宿文化センター大ホール
入場料:2,500円

この「日本民踊・新舞踊協会」と弊財団とは、様々な場面で連携をとりながら、民踊民舞の素晴らしさを伝える活動を続けています。その活動の中で毎年1回「民踊大会」を催し、全国の支部の皆様が集まって、日頃の練習の成果を発揮する1日となります。

今年は誰もが知っている民謡の「花笠音頭」「相馬盆唄」「ダンチョネ節」「大漁唄い込み」や、弊財団で制作を担当し舞踊歌謡曲として人気の「風に立つ-前田利家-」(歌:鈴木正夫)「大慶(よろこび)の舞」(歌:相原ひろ子)「京の春」(歌:安藤栄子)等、会員の皆様による踊りと共に華やかに彩れられる舞台をお楽しみいただけます。

そして、今年の総踊り曲として発表した「よろこび音頭」「新しい風」の2曲も、テレビやラジオで活躍中のビクター専属民謡歌手による歌声でご披露させていただくことになっています。

踊るよろこびや集う楽しさを表現した「よろこび音頭」を唄うのは鈴木正夫さん、藤みち子さん、武花千草さん。“新しい”をキーワードに前向きな気持ちをアップテンポなメロディーにのせて表現した「新しい風」を唄うのは須藤圭子さん、おもだか秋子さんです。これらの曲には振付けがあり、会員のみなさん全員が気持ちを1つにして踊る曲です。今年も楽しい振付けがついていますので、今年の盆踊り等で踊っていただけると嬉しいです。

民踊民舞界を支えて下さっているのはご高齢の方も多くいらっしゃいますが、みなさん若々しい方ばかりです。きっと踊りのお稽古を通じて健康を維持されているのだと思います。そのパワーで、未来を支える子供たちに踊りの素晴らしさを伝えていただき、民踊民舞の美しい文化が継続されることを期待したいと思います。
健康維持には踊りです!ぜひ一緒にいかがですか?!

(K)