じゃぽブログ

公益財団法人日本伝統文化振興財団のスタッフが綴る、旬な話題、出来事、気になるあれこれ。

渡船場にて(続き)

今年のゴールデンウィーク、関東では比較的おだやかな天候が続いています。みなさま、いかがお過ごしでしょうか? 風薫る五月、季節は今日から立夏。以前投稿した「渡船場にて」同様、4〜5月の好天に恵まれた日は川の土手沿いをジョギングすることがあり、先日ふたたび出かけてきました。前回同様、利根川沿いで今回はやや下流
 
土手からは平野を見渡せ、右の写真をクリックして大きくご覧いただくとその左側に筑波山。あたり一面の田んぼに水が張られ、いよいよ田植えが始まろうとしていました。さらに下流に向かってしばらく走っていると看板を発見。

Webサイト、観光いばらきによると、こちらは境河岸・高瀬舟さかい丸 (猿島〈さしま〉郡境町)の乗船場とのことで、4月から9月まで観光用に運航されているそうです。夏というと屋形船がおなじみですが、こちらに乗船するのも涼やかで楽しそうです。さっそく土手を降りて高瀬舟「さかい丸」を探します。

このさかい丸の写真右上に天守閣らしき建造物が見えますね。こちらは千葉県立関宿(せきしゅく)城博物館。「建物のうち、天守閣部分はかつての関宿城を古い記録に基づいて再現したものです。この博物館のある野田市関宿は、近世から近代にかけて利根川水運の中継地として栄え、高瀬船や通運丸が往来して賑わいました。(博物館ホームページより転載)」とのこと。乗船場の先にある橋を渡って、この博物館へ向かいます。

これはなかなかの壮観。この日は休日でたくさんの方が訪れ、博物館はけっこうな賑わいでした。

(じゃぽ音っと編集部T)