じゃぽブログ

公益財団法人日本伝統文化振興財団のスタッフが綴る、旬な話題、出来事、気になるあれこれ。

ランチタイムに長唄を〜“長唄ノススメ”

長唄ノススメ」というご案内をいただきました。


長唄ノススメ
鼓草の会 ランチタイム・コンサート
[日時] 6月29日(土)12:30開場/13:00〜Lunch/14:00開演
[会場] 割烹梅屋(東京・西新宿)
 東京メトロ「西新宿」駅1番出口から徒歩2分
 お店の情報は こちらのページ をご覧ください。トップページ写真右下[交通]のボタンをクリックすると、地図がご覧いただけます。
[出演者]
 唄:吉住小与ひで
 三味線:吉住小三友、吉住小しな
 囃子:望月太喜之丞
[演目] 都風流、島の千歳、<囃子ノススメ>、菖蒲浴衣
[入場料] 6,000円(お食事代込)要予約
[お申込・お問合せ] 090-4899-1249(フジタ様)
定員になり次第、締切となりますので、ご注意ください。

長唄は、歌舞伎で演奏される音楽の中でも、とりわけ中心的な役割を担って発展してきました。現在では、独立したコンサート形式でも上演されます。今回は、吉住小与ひで師に師事するお弟子さん方が、

“この素晴らしい唄声を、もっとじっくり、親密な空間で堪能することはできないものか”
“私たちだけでなく、いろんな方々にも聴いてほしい!”

との想いから、実行委員会を立ち上げ、この会を企画なさったとのこと。
演奏曲目について、ちょっと調べてみました。
都風流(みやこふうりゅう)…1947年に「長唄研精会」400回記念演奏会で初演。明治・大正頃の浅草界隈の風物を唄っているそうです。「長唄研精会」は、この曲の作曲者である四世吉住小三郎師と三世杵屋六四郎師によって創設されたものなので、吉住にとても縁の深い曲なのですね。
島の千歳(しまのせんざい)…三味線と小鼓の打合せが面白い曲だそうです。
菖蒲浴衣(あやめゆかた)…聴かせどころの多い、唄・三味線ともに技量が発揮される曲だそうです。季節感も満載!
<囃子ノススメ>というのは、何なのでしょうね…? きっと、古典にも現代曲にも活躍する望月太喜之丞師が、いつもの人なつこい語り口で、普段聞けない、あんなことやこんなことを教えてくださるのではないかと思います。こちらも楽しみ〜

割烹梅屋のお味は、関東料理に京風のものを取り入れて、三十余年、親子三代で築いてきたとのこと。
耳にも目にも舌にも贅沢なひとときーーこれはオススメ!


吉住小与ひで師公式サイト
望月太喜之丞師公式サイト

(YuriK)