じゃぽブログ

公益財団法人日本伝統文化振興財団のスタッフが綴る、旬な話題、出来事、気になるあれこれ。

祝・富士山世界遺産!

昨日の朝刊(6月23日)には、以前から話題になっていました「富士山世界遺産!」の登録決定のニュースが掲載されていました。三保松原も含めての世界遺産登録。日本が誇る美しい富士山。本当に嬉しいニュースです。
テレビは、そのニュースを受け富士山の特別番組が多かったですね。たまたま見た画面では、伊勢の夫婦岩から富士山が見える風景でした。その時の撮影かどうかは定かではありませんが・・・実際、夏至だった6月21日は一日中雨だったそうですが、世界遺産登録の22日は朝4時前には雨も上がり、日の出時刻の4時40分を過ぎた頃には夫婦岩の間に太陽が上り富士山の美しい姿が見えたそうです。えっ伊勢から?!と驚いたものの、前にブログで「京都から富士山?!」じゃぽ音っとブログがありましたね(^^;
さて、最近時節に合った小唄をご紹介させて頂いていたので、今回は「富士山」をテーマにした小唄はないものか?と作品検索したところ、意外でしたが無かったです。
江戸文化で栄えた小唄。江戸の町からも十分、富士山は見えていたのではないかと思いますが・・・。
前にもご紹介させて頂きましたが、そもそも小唄は狭い空間でつぶやくような、ささやくような抑制的な音楽。身の回りにあるささやかなこと、季節を感じ情を大事にした題材が多いかもしれません。小唄にしては「富士山」は、あまりにもダイナミックすぎますね(笑)
パワーを感じる「富士山」は元気なイメージ!
当財団では音頭で出ています。
「輝け日本富士山おどり/みんなで音頭」
♪〜輝く日本 その姿
  誇る自然の 宝物
  お国自慢の 富士の山〜♪

(歌詞及び振付紙在中)

(japogirl)