じゃぽブログ

公益財団法人日本伝統文化振興財団のスタッフが綴る、旬な話題、出来事、気になるあれこれ。

日本民踊・新舞踊協会 全国指導者合同研修会

日本の美しき伝統である民踊民舞の全国普及を目的に、日々活動を続ける日本民踊・新舞踊協会。全国各地にある協会支部で会員を指導している方々が年に一度熱海に結集し、本部の講師から指導を受ける「全国指導者研修会」が、去る6月23日(日)〜24日(月)の2日間にわたり、熱海後楽園ホテルみさき館ホールで行われました。今年は約300名が参加されていました。

今年の講習曲は、弊財団からリリースしている民謡から「北海よされ節」(北海道民謡)、「津軽あいや節」(青森県民謡)、歌謡曲からは須藤圭子さんのデビュー25周年記念曲「望郷長持唄」でした。

2日目となる6月24日は、朝8時45分から「北海よされ節」の講習がありました。「北海よされ節」は盆踊り唄ですので、舞踊講習曲としてピッタリですね。

歌詞をご紹介します。 
♪ハアー そよぐ夜風に さそいの太鼓 (ドッコイ ドッコイ)
 いつかしらずに櫓下 心も踊る盆唄に
 昼の疲れもどこへやら よされ ソーラヨイ
 (ハアー エンヤー コーラヤット ドッコイ ドッコイ ドッコイナット)
♪ハアー 唄で自慢の 北海道は
 雪の中から唄声もれる 踊りなされや お囃子なされ
 老いも若きも 皆踊る よされ ソーラヨーイ
 
6月12日に「北海よされ節」をリリースしたばかりの民謡歌手、武花千草さんが早朝から会場に駆けつけて下さいまして、参加されているみなさんに向けて、はつらつとした歌声を聴かせてくれました。

武花千草さん、元気な歌声をありがとうございました。

振付を担当した可知豊親先生が熱心にご指導くださるのを脇で拝見しながら、私も一緒になって手足を動かしている間に、少し踊れるようになりました。可知先生の楽しい振付解説にどんどん引き込まれ、民踊舞踊の楽しさをまた感じることができました。楽しかったです。

↑笑顔が絶えない可知豊親先生の講習風景

↑左から、田畑理事長、武花千草さん、可知豊親先生

頭と身体を適度に動かすことが健康の秘訣と聞きますが、会員の皆様のお元気な姿を見て、その言葉に納得!でした。数十分のうちに会員の皆さまのほとんどが振付をマスターされていましたし、立居振舞の機敏なこと!やはり健康維持に民踊舞踊はオススメですね。

もし少しでもご興味がある方がいらっしゃいましたら、ぜひ下記「日本民踊・新舞踊協会」にお問い合わせください。
■本部事務局 〒111-0033 東京都台東区花川戸1-15-1-302
TEL:03-5830-3560 FAX:03-3841-3909
メールアドレス:honbu☆minbu.jp(☆を@に置き換えて送信してください)


(K)