じゃぽブログ

公益財団法人日本伝統文化振興財団のスタッフが綴る、旬な話題、出来事、気になるあれこれ。

「レッスンマスター」の使い方について

前回のブログで、ポータブルデジタルレコーダー「レッスンマスター」について書かせていただきました。「歌を習っているのですが、ある曲の途中の部分でどうしてもうまく歌えないところが出てくる。その部分だけを集中的に、繰り返し聞きたいのですが、一部分だけを再生できますか?」というご質問に対して、「できます! 大丈夫です! レッスンマスターには、何度もくり返し聴きたい部分を選択し、リピート再生できるA−Bリピート機能が付いています」というお答えをしたのですが、詳しく教えて欲しい! という更なるお問い合わせを受けましたので、今回はその使い方について。
「レッスンマスター」は現在3機種発売されていますが、「A−Bリピート機能」は、どの機種にもついています。今回はその中から、XA−LM1を使って説明いたします。
← レッスンマスター「XA−LM1」

1.「録音リスト」あるいは、「音楽リスト」から曲を再生します。


2.くり返しの始点(A点)でA−Bボタンを押します。

3.くり返しの終点(B点)でA−Bボタンを押します。

指定した部分がくり返し再生されます。何度も繰り返し聴きたい部分を専用ボタンで選択し、リピート再生。曲の重要なフレーズやソロパートなどを効率よく練習することができます。
先生のお手本を聞いても、楽譜を見てもなかなか音をつかむことができない、という時に、同じところを何度も繰り返し聞くことによって、体で自然に覚えることができるようになります。さらに、スピードコントロールも利用すると、そのままのキーでゆっくり聞くこともできるので、さらにわかりやすくなります。
◆「吹奏楽練習」「ピアノ練習」「バンド練習」そして「ダンス練習」などに効果を発揮する「レッスンマスター」活用術については、JVCのホームページに、より詳しく掲載されております。

〜以下、小芝居(?)を含んだ「レッスンマスター」の機能紹介を抜粋〜
コンクールも徐々に迫り、金賞目指して毎日頑張ってはいるものの、練習がなかなかはかどらない・・・。今日の合奏でまた顧問の先生に怒られるかも・・・。ザ・クラ高校吹奏楽部でも、厳しい顧問の先生のもと、毎日クラリネットの練習に励んでいる生徒さんたちが同じ悩みを抱えていました。そこで! 大好評発売中の音楽練習用ポータブルレコーダー「レッスンマスター」を使って、日頃の悩みを解決していきましょう!

生徒>> もっと上手くなりたいです! どうすればプロみたいな音が出せるようになりますか?

先生>> あなた、ホント難しい質問をサラっと言うわね。けどその気合いが一番大事よ。プロの音に近付くためには、プロの音から学ぶことね。「聴き比べレッスン」機能を使えば、取り込んだ音源や先生の音と、自分の音を 交互に聴き比べることができるの。どこが違うのか、何がいけないのかがよくわかるはずよ。「スピードコントロール」機能でプロの音をゆっくり再生して、吹き方など研究することも大切なことね!

基礎技術を向上させて、スムーズに音を出したい! 」「前より上手くなっているか、確認したい! 」「みんなと練習する時は、キッチリ音を合わせたい! 」など、様々な課題を解決してくれる“レッスンマスター”。今後もいろいろな使い方について、このブログで紹介させていただきますので、ぜひ参考にしてみてください。私も自分の歌唱力がどれほどのものか、客観的に聞いてみたいので、さっそく録音して、プロと聴き比べをしてみます!? というわけで、今回のブログはこのあたりで。

(よっしゃん)