じゃぽブログ

公益財団法人日本伝統文化振興財団のスタッフが綴る、旬な話題、出来事、気になるあれこれ。

歯が痛い(2)まだ痛い

6月25日のブログ(◆) で嘆いた右下奥の歯痛。
今日はその後の顛末と意外な展開を。
猛烈な奥歯の痛みに襲われ、原則予約のT歯科開業時刻の午前9時に飛び込み、診て頂いたら右下の親知らずの周囲炎。抜かねば治らない、けれども炎症中は麻酔が効かないため、症状を抑えてから抜歯という作戦となり、抗生物質ケフラール(◆) 、鎮痛剤のロキソニン(◆) を早速飲み始めましたところまでが前回ブログ。
ところが、クスリをきちんと飲んでも痛みが全く治まらず、5日分出たクスリを飲み続けて3日目金曜日の夕方、耐え切れずにT歯科を再訪。
患部にレーザー放射、抗生剤の注入など治療の後に、初回に決まった7月末抜歯スケジュールの前倒しを懇願。というのも、これからひと月辛抱はとても出来そうもない痛さなのでした、本当に。
そこで、T歯科医師が診察に行っておられる新宿の病院で7月中旬抜歯にスケジュールを組み直して頂きました。
抗生物質もパセトシン(◆)に変わりました。
その処方箋を頂いて帰ろうとした時、T医師の母上であるM先生からお声がかかり、「だいぶドウヨウしているから、新宿の病院でなく、私が抜歯するので・・」と。
確かに動揺していましたが、それは心の動揺ではなく「歯の動揺」、つまり痛い歯がずいぶんと動いているので、病院ではなくてここで抜歯してくださるとのことだったのでした。
手帳をめくると翌週月曜日の晩がOK、開けて7月1日の夕方から40年ぶりの抜歯となりました。

さて当日、周りがフツーに脅かすので、かなり怯えながらT歯科へ。
手順はこのようでした。
痛い歯の周囲に、たぶんキシロカインを塗布。しばしあってから、3回に分けて麻酔注射、効いてきたころに抜歯開始。
これがあっけないほどすぐの出来事で、事前にはヤットコか何かで歯を抜く時には、顔が動くほど力が入りそうな予測をしていましたが、歯が持ち上がるような感覚は全くなく、はい終わりましたと言われて驚いたほど。
その晩からの痛みもガマンできそうな程度で、たくさんの方々が通うT歯科への信頼は大きくアップしたのでした。

ところがところが、今度は右上奥から3番目辺りの歯がかなり痛み始め、またT歯科に。
診断の結果、右奥下の親知らずがなくなって上下の噛み合わせの高さが変わったため手前の歯に噛む力がかかり、痛みが出始めたと。

この症状にはクスリは出ず、「V7」(◆)という、「つまようじ法」歯ブラシが処方?されたのでした。
この優れもの歯ブラシは、いわゆる歯槽膿漏に代表される歯周病の特効対策として注目を集めているそうです。
以来、私は今日も痛みが退かない右上奥から3番目を中心に、教えて頂いたやり方で「V7」を操っているのです。早く治るといいなあ!

(理事長 藤本)