じゃぽブログ

公益財団法人日本伝統文化振興財団のスタッフが綴る、旬な話題、出来事、気になるあれこれ。

第11回日比谷公園丸の内音頭大盆踊り大会

今日は本当に暑い一日でした。40℃を越えた地域もあったようですね。

さて、昨日と今日の2日間、東京・日比谷では毎年恒例「日比谷公園丸の内音頭大盆踊り大会」が熱く盛大に開催され、今日私も行って参りました。

日比谷公園に着くとすぐ、噴水をぐるっと囲んで老若男女、仕事帰りのサラリーマンやOLさんが楽しそうに踊る姿が見えました。みなさんとても楽しそうで、私も思わず飛び入り参加してしまいました。

「丸の内音頭」というのは「東京音頭」の原曲で作詞西條八十、作曲中山晋平によるものです。「丸の内音頭」のレコードはかつてビクターから発売され、現在では「東京音頭」と呼ばれて盆踊り大会の定番曲として大人気です。

午後7時40分頃からは、川崎マサ子さん(オリエントレコード)による民謡ショーもあり、三味線伴奏として、郷みん’Sの椿正範さんも、師匠の椿真二先生と一緒に伴奏しました。やっぱり生の歌声、演奏はいいですね〜。会場の熱気がさらにアップしました。相馬盆唄や津軽じょんから節、河内音頭など、威勢のいい曲をご披露してくださり、大変盛り上がりました。

日比谷という大都会で盆踊り大会が開かれるというのは、何となく日々の忙しさから解放されたり、都合で故郷に帰ることが出来ない人も帰省した気分になれたりするのではないかな?と思いました。盆踊りは不思議な力を持っているんですね。

来年も必ず行こうと心に決めて帰路につきましたが・・・とにかく暑かった〜。

(K)