日本三古湯（にほんさんことう）のひとつとされ、清少納言『枕草紙』（能因本117段）にも「湯は、ななくりの湯、有馬の湯、玉造の湯」と登場する、有馬（ありま）温泉。
第34代舒明天皇（593〜641年）、第36代孝徳天皇（596〜654年）の頃にはすでにその存在が知られており、天災や大火などでたびたび廃れながらも再興を繰り返して現在に至っています。谷崎潤一郎『細雪』『春琴抄』や手塚治虫『アドルフに告ぐ』にも出てきますね。ご参考→「アドルフに告ぐ」でめぐる神戸の旅｜場所で調べる｜六甲山、有馬温泉、灘区、東灘区
特に、天正11（1583）年には初めて豊臣秀吉が有馬を訪れ、その後も文書に記録されているだけで９回、湯治に来ています。秀吉が造らせた「湯山（ゆのやま）御殿」 の一部と見られる遺構も発見されています→「太閤の湯殿館」と秀吉の愛した有馬温泉
エリア内は坂が多く道は細く、多くの文人に愛されたというだけあって風情を感じました。神社や温泉寺（正式には有馬山温泉禅寺）、極楽寺、念仏寺といったお寺もあり、そのうちゆっくり散策してみたいと思いました→湯泉神社は有馬温泉にあります、子宝神社としても有名な由緒ある神社です。
神戸の中心街＝三宮から30分、大阪から60分で到着することができます→交通アクセス | 有馬温泉観光協会公式サイト
ここではアクセスの仕方が六つ紹介されていますが、「大自然を浴びる！六甲山ケーブル＆ロープウェーの旅」に興味が湧きました→旅路も楽しむ！有馬温泉へのアクセス｜神戸公式観光サイトFeelKOBE
その他ご参考：
有馬温泉[歴史豆知識]｜VOB ボランティアバンク
有馬温泉のイベント情報 | 有馬温泉 旅館 元湯龍泉閣
http://www.arima-toys.jp/welcome.html
兵庫の観光・宿泊・ゴルフ場案内
http://www.city.kobe.lg.jp/life/town/park/oshirase/bungakusanpokita.pdf
（Ｊ）
