じゃぽブログ

公益財団法人日本伝統文化振興財団のスタッフが綴る、旬な話題、出来事、気になるあれこれ。

演奏会のご案内「黒田睦子 演奏会」

今回ご紹介する演奏会は、弊財団の第14回(平成25年) 邦楽技能者オーディション合格者でもある、生田流箏曲の黒田睦子さんの第二回目となるリサイタルです。


第二回 黒田睦子 演奏会
日時:10月13日(日)14時30分開演(14時開場)
場所:紀尾井小ホール(四谷駅)
出演:黒田睦子 
賛助出演:福田栄香、米川文清、青木彰時(出演順)
曲目:みだれ(八橋検校 作曲)、越後獅子峰崎勾当 作曲)、宇治巡り(松浦検校 作曲)

黒田さんは若手の箏曲演奏家として、福田栄香先生のもと、古典継承に力を注いでいらっしゃいます。普段はとてもふわっとした優しい雰囲気で、奏でる音色にもそれが表れています。ただ芸の面ではとてもこだわりをお持ちで、芯の強い部分を併せ持っていらっしゃる方です。

黒田さんのプロフィールは<コチラ>から

今回は、リサイタルまであと少し、気合い十分のご本人にインタビューしてみました。

Q.今回の聴き所を教えて下さい
A. 米川先生、青木先生をお迎えしての『宇治巡り』は、ベテラン両先生に支えられながらも自分らしい演奏ができるように、また師である福田先生との『越後獅子』は、「獅子もの」らしく思い切り弾けるように頑張りますので是非聞いて下さい。

Q 黒田さんからみた賛助の先生の印象はいかがですか?
A. 福田先生は芸に対する姿勢が真っすぐな方で、いつも学ばなければと思っています。
米川先生は、お箏のやわらかで繊細な音が大好きです。芸だけではなく、お人柄もとても朗らかでいらっしゃいます。青木先生の尺八は、いつも私が弾きやすい様に優しく導いて下さいます。芸と同様にお人柄も大変優しい先生です。

Q.最後にリサイタルに対する意気込みを教えて下さい。
A. 身のすくむ思いで選曲しましたが、「挑戦」の気持ちを胸に、持てる全ての力を出し切れるよう頑張ります。

そんな黒田さんの詳しい公演情報は<コチラ>です。
是非足をお運びくださいませ。。。

(まりちょ)