じゃぽブログ

公益財団法人日本伝統文化振興財団のスタッフが綴る、旬な話題、出来事、気になるあれこれ。

「おゆうぎ会」おススメCDあります!!

11月に入り、今年も気がつけば残り2か月。街にはイルミネーションきらめくクリスマスツリーを目にするようになりました。1年の経過は本当に早い! そして今は、手作りの衣装を身にまとった保育園・幼稚園・小学校の発表会が、全国各地で開催されている時期でもありますね。そんな中、弊財団で取り扱っているおゆうぎ会用CDで人気上昇中の1枚があります! そのタイトルは、「城野賢一・清子作品集 決定版! 音楽劇ベスト10<5>〜やさしい小品集・外国篇 てぶくろ/金のおの 銀のおの/みにくいあひるのこ ほか4作品」。児童舞踊のパイオニアの一人である城野賢一・清子先生監修の音楽劇ベスト版CD作品の中の1枚です。

◆城野賢一・清子作品集 決定版! 音楽劇ベスト10<5>〜やさしい小品集・外国篇 てぶくろ/金のおの 銀のおの/みにくいあひるのこ ほか4作品
収録曲は、「てぶくろ(ロシア民話)」「金のおの 銀のおの(イソップ童話)」「金のがちょう(グリム童話)」「みにくいあひるのこ(アンデルセン童話)」「大きなかぶ(ロシア民話)」「北風と太陽(イソップ童話)」「ありときりぎりす(イソップ童話)」
収録されている人気音楽劇を少し紹介しますと、
◇ 「てぶくろ」のおはなし〜
雪の降る森の中で、おじいさんが手袋を片方落として歩いて行ってしまいます。すると、とても寒そうな雪の上に落ちた、とてもあたたかそうな手袋に、ねずみ、かえる、うさぎ、次々と動物たちが入ってきます。最後には、くまさんまで登場。単純な内容ですが、子どもたちにはとても受けが良いお話。ロシアの各地方には、この「てぶくろ」と類似のお話がいろいろな形で語り伝えられております。演出や小道具に工夫を凝らすことで、必ず小さな子供たちに喜ばれる音楽劇になること、間違いなしです!!
◇ 「大きなかぶ」のおはなし〜
おじいさんは甘〜い大きなかぶを作ろうと畑にたくさんの苗を植えます。大切に育てていくと、大きな大きなかぶができあがります。おじいさんはそのかぶを抜こうとしますが、大きすぎて一人では抜くことができません。そこでおばあさん、まご娘、いぬ、ねこ、ねずみが次々に手伝いにきますが、なかなか抜くことができません。最後には、ちょうちょう、そしてからすが加わって、ようやくかぶを抜くことができました。「よいしょ よいしょ よいこらしょ」とみんなで掛け声合わせてリズミカルに繰り返す姿が、とても印象的な音楽劇です!!

幼児期の情操教育に欠かすことのできない、児童舞踊の第一人者であり、作家でもある城野賢一・清子先生。
今まで児童舞踊の新作を40年以上に渡り作り続け、レコード、CD、ビデオの売り上げは、実に300万枚本以上!! 全国での講習会はもちろん、その実践においては常に時代を先取りし、その作品の一貫性とクオリティの高さは、各方面より高い評価を得ています。
保育園、幼稚園、そして小学校などのおゆうぎ会、学芸会では欠かせない、世界の名作物語をモチーフにした音楽劇シリーズは、人気の高い曲を厳選した、ベスト・オブ・ベストといっても過言ではありません!!
今年の発表会の曲選びは既に終了した先生方も多いと思いますが、来年以降に向けて一度、城野賢一・清子作品集 音楽劇シリーズをチェックしてみてはいかがでしょうか?お気に入りの1曲が必ず見つかるハズです!!
◆ 城野賢一・清子作品集 音楽劇シリーズはこちら
また、弊財団では、平多正於舞踊研究所監修の「ビクター発表会シリーズ」も取り扱っております。こちらもおススメの曲満載です!!
◆ 2013年ビクター発表会シリーズはこちら

因みに私が幼稚園と小学校時代に演じた役柄は、「西遊記の神様」「浦島太郎の冒頭でカメをつついている村の子どもたちの1人」、そして、劇名忘れましたが、「松の木!」という大役ばかりです!?
というわけで、今回のブログはここまで。

(よっしゃん)