じゃぽブログ

公益財団法人日本伝統文化振興財団のスタッフが綴る、旬な話題、出来事、気になるあれこれ。

「あきらめる」健康法

ちょっと風変わりなタイトルの新書を最近興味深く読みましたので、ご紹介させてください。
『自律神経を整える「あきらめる」健康法』小林弘幸 順天堂大学医学部教授 著(角川oneテーマ21
「あきらめる」というと通常は「諦める」という消極的な言葉に置き換えられがちなのですが、ここでの「あきらめる」というのは「明らめる」といい、「物事を明らかに」して揺らいだ心を落ち着かせることで、自律神経のバランスが良くなるといったことが書かれています。
あれやこれやと本の内容に触れてしまうのは差し控えますが、自律神経は人間の体にとって非常に大切なのですね。この本の帯にある文言を引用します。気になる方はぜひ一度本屋さんなどでお手にとってみてください。お医者さんにかかりがちの方には、思わぬ発見があるかもしれません。

「あきらめる」ことで真の健康を手に入れる
ストレスのない人はいません。問題は、そのストレスに振り回されて自律神経のバランスを崩して、体と心の健康を損なってしまうか、それとも、ストレスの原因を「明らめ」て、自律神経のバランスを整え、体と心を健康な状態にするかどうかなのです。(「はじめに」より)

(じゃぽマガジン編集 Tas)