じゃぽブログ

公益財団法人日本伝統文化振興財団のスタッフが綴る、旬な話題、出来事、気になるあれこれ。

羽田空港国際線路線拡大

来年の3月から、羽田空港の長距離国際線の昼間時間帯の就航が開始されることを受けて、国土交通省から日本の航空会社2社をはじめ、ヨーロッパ、アジア、カナダの各航空会社の配分が発表されました。
今までは近距離を除く路線は、早朝深夜の就航に限定されていたため、仕事帰りに直行、若しくは羽田空港に近いエリアに居住している等でない場合、前泊する必要があった方も多いのではないでしょうか?
ちょっと使い勝手が悪かったためか、東日本大震災の影響があったためか、せっかく獲得した路線を運休したり、目的地を変更したりした航空会社もありました。
これからは、使い勝手が良くなるでしょうが、惑わされることが起きるかもしれません。
例えば、目的地が同じでも、東京エリアでの出発空港が時間帯で変わってしまうのです。
エールフランスでパリシャルルドゴール空港へ向かう場合、朝と夜の便は「羽田」から、昼の便は「成田」からと。
また、直行便であった路線が、経由便になってしまう。
ルフトハンザドイツ航空でフランクフルトへ向かう場合、直行便は「羽田」から、「成田」からは「関西空港」を経由する路線となります。
深夜出発で日にちを間違えたという話は、今までも聞いたことがありますが(例えば、12月20日午前0時30分発に乗るのに、12月20日午後10時に空港で搭乗手続きをしようとしたら既に出発していた。)、これからは「成田」で手続きをしようとしたら「羽田」発の便で、慌てて「羽田」へ向かったが、たった今出発してしまったなんてことが起きるかもしれませんので、十分にご注意ください。

(てつ)

羽田からアジア身近に 全日空、6路線を新・増設 羽田からアジア身近に 全日空、6路線を新・増設 :日本経済新聞