先日、平等院鳳凰堂平成修理完成記念(来年3月修理完成を予定)「天上の舞 飛天の美」展覧会へ行ってきました。
場所はサントリー美術館(六本木・東京ミッドタウン ガレリア3階)
2014年1月13日(月・祝)まで開催。
展示構成
1.飛天の古典 ― インドから日本 ―
2.天上の光景 ― 浄土図と荘厳具類 ―
3.イメージの展開 ― 聖衆(しょうじゅ)来迎像へ ―
4.平等院鳳凰堂の世界
平等院鳳凰堂といえば10円硬貨の表に描かれている建物ですね。平等院は、およそ1000年前に建立され世界遺産にも登録されています。今回の展示会は、堂内に安置されている阿弥陀如来坐像光背飛天ならびに雲中供養菩薩像を特別に出陳されています。阿弥陀如来坐像光背飛天については、寺外初公開だそうです。平成26年4月の拝観再開を前に諸像を間近で拝観する最後の機会!
展示会の最後の方に、仏様と結縁出来るコーナーがありましたので、少し列ができていましたが並んで触らせていただきました。
雲中供養菩薩像にふれる ーほとけとの結縁(けちえん)ー
本展では、南20(国宝〈雲中供養菩薩像〉天喜元年(1053)平等院)の模刻像に実際に触れ、平安時代の繊細な造形を感じていただきます。
このことは、ほとけと縁を結ぶ「結縁」の意味があり、仏教的に非常に意義深い行為です。今回、われわれが縁を結ぶ模刻像も平等院が行う模刻事業の一躯であり、ほかの模刻像とともに、鳳凰堂の修理後はオリジナルの代役として堂内に懸架され、百年千年と仏の世界を荘厳することになります。
不思議なことに、なんだか邪気を取り払ってくれたような気分になりました(^^)
この一年色々ありましたが、来年は良いことがありそうな気がします。ありがとうございました!
(japogirl)