じゃぽブログ

公益財団法人日本伝統文化振興財団のスタッフが綴る、旬な話題、出来事、気になるあれこれ。

神々の音楽!!


特別に神道を信仰しているわけでもない私のような者でも、昨年の伊勢神宮出雲大社遷宮には心を惹かれるものを感じたし、改めて日本の神々やその歴史にも目を開かれたような思いがしました。同時に、日本各地にある、郷土に根ざした様々な芸能の根幹にある多くの神々についても、改めて思いを馳せるきっかけとなりました。皆様はどうでしたでしょうか?

この「神々の音楽」は、1976(昭和51)年文化庁芸術祭レコード部門優秀作品賞を受賞したLP盤の初CD化による復刻です。

この作品を評して、神社関係の方々から、「よくこのような記録が残っていたものですね。まさか、高澤先生の『大祓詞』が聴けるとは思いませんでした」というお話をたくさん伺いました。音楽という観点から、神道に関わる音楽をまとめたものは、今やそう多くはないように思われます。さらに、充実した分厚い解説書がその価値を示しているようにも思います。このCDと書籍が、図書館や研究室での資料として活用され、様々なお立場でのご研究の一助になればと思います。

「日本固有の神道の音楽が、今のように無視され、軽視されてよいものでしょうか。しかし、その認識を改めて貰う努力が、その関係者に不足していたのではないでしょうか。そのためにも、このような企画が役立つものと信じます」 吉川英史(監修者)

商品番号は、VZZG-2。価格は17,143円+税。12cm CD4枚組と別冊解説書(A4版/本文215頁/英文サマリー掲載)がついています。


●「神々の音楽」作品についての詳しい情報はこちら→http://search.japo-net.or.jp/item.php?id=VZZG-2

●なお、第54回日本レコード大賞企画賞受賞作品「幸魂奇魂」2枚組CD作品についての詳細はこちら→http://search.japo-net.or.jp/item.php?id=VZCG-8501

(やちゃ坊)