じゃぽブログ

公益財団法人日本伝統文化振興財団のスタッフが綴る、旬な話題、出来事、気になるあれこれ。

武久源造の 九次源Live !

西洋古楽鍵盤楽器奏者として国際的に活躍する武久源造さんですが、実は、バンド活動も行っています。その名も九次源
今月末にライブが開催されますので、ご紹介します。



九次源 Live
[日時] 2月27日(木)18:30開場/19:30開演
[会場] SARAVAH東京 渋谷 東急本店裏 渋谷クロスロードビル地下1階
   アクセスはこちらのページをご覧ください
[入場料] 前売=3,500円/当日=4,000円(いずれも1ドリンク付)
[予約方法] こちらのページからどうぞ!
[出演者] 武久源造(ピアノ/キーボード)、辻康介(歌)、飯塚直子(たて笛&古楽のパーカッション)、山口眞理子(ヴァイオリン)、近藤治夫(バグパイプほか古楽器)、松本健一(サックス/尺八)、衣袋聖志(二十五絃箏)、福島久雄(ギター)、立岩潤三(パーカッション)

チラシのオモテ面にびっしりと記載された、このライブの紹介文を、転載してご覧に入れたいと思います。

チェンバロ、パイプオルガン、フォルテピアノといった、各時代の様々な鍵盤楽器を操り、J.S.バッハなどドイツバロック音楽を中心に古楽の幅広いレパートリーを演奏する武久源造。この源造が率いるバンド「九次源」のライブでは源造のもう一つの側面を存分にお楽しみいただきます。 演奏曲目の中心は、源造が長年に渡り書きためてきた作品と、このバンドのために書き下ろした新作です。いずれも、中世から現代に至るまでの幅広いレパートリーに取り組んできた源造ならではの多様な作品群です。歌曲のために選ばれた詩は、「万葉集」、谷川俊太郎訳「マザー・グース」、金子みすゞなど源造の感性に響いた名作の数々です。 西洋古楽、ジャズ、アラブ音楽や日本の古典音楽など、それぞれの専門領域から源造のもとに集まった8人の音楽家は、みなジャンルを超えて即興演奏を繰り広げます。メンバーのオリジナル作品も、源造のアレンジで新たな世界を展開します。 このバンドでは古楽器を中心に数多くの楽器が登場しますが、源造は現代のピアノやキーボードなどを駆使して即興演奏をたっぷり交えながら「九次源」サウンドを操ります。

さてここで、以前からじゃぽブログをお読みくださっている読者の方は、何かお気付きでしょうか?……昨年、私が初めて武久源造さんをご紹介した時()には、八次源と書きましたよね……ミスタイプではございません。昨年は八次源→今年は九次源、より多次元なサウンドへと、進化しました!
源造さんの自由な遊び心に満ちた音楽と有機的に交差しつつ、奔放に戯れるワールドワイドな8人の芸達者たち――ますます目が離せない九次源です。もちろん、耳も離せません〜!!

関連記事 『お寺でバッハで花まつり 第19回花まつりコンサート 〜 武久源造が奏でるバッハのチェンバロ詩集』

▽ 武久源造さんの公式サイト
 サイト内のこちらのページで九次源的サウンドも試聴できます


(YuriK)