じゃぽブログ

公益財団法人日本伝統文化振興財団のスタッフが綴る、旬な話題、出来事、気になるあれこれ。

WASABI、芸術鑑賞会に登場

4月24日木曜日、愛知県豊田市の南山国際高等学校・中学校の芸術鑑賞会がありました。
http://www.nanzan-kokusai.ed.jp/index.html

南山学園は、1978(昭和53)年4月、帰国子女の受け入れを決定(〜中略〜)、国際部の生徒数は年々増え続け、1993(平成5)年4月1日に南山国際高等学校・中学校として豊田市に開校の運びとなったとのことで、生徒さんのほぼ全員が海外のいろいろな国々で生活を体験して戻って来られた、帰国生の方々。こういった学校は日本国内でも他に類がないとのことでした。

「人間の尊厳のために」という南山学園の教育理念に基づいて、いろいろな文化圏で育ち、多様な背景を持つ帰国生徒と外国人生徒のみを受け入れる学校です。生徒の個性を尊重しながら、良いところを伸ばしていくことを教育目標としており、視野の広く国際理解の深い人材育成を目指しています。
http://www.nanzan-kokusai.ed.jp/outline/index.html

そのせいか、WASABIが登場した瞬間に大歓声が起き、公演を最初から積極的に楽しもうという姿勢は素晴らしいものでした。場所は校門を入ってすぐの、小島講堂。定員1000名の、音楽ホールといってもよい立派な講堂でした(下の写真、中庭側から)。

四つの楽器を数名ずつの生徒さんが舞台上で体験するコーナー、課題曲はソーラン節。ヴァイオリンやフルートの演奏経験があるかたもいて、びっくりするくらい上手に三味線を弾かれた生徒さんもいました。講堂二階から撮影。

演奏中のWASABIと、当日のサイン。

小島講堂、校門側から見たところ。

(J)