じゃぽブログ

公益財団法人日本伝統文化振興財団のスタッフが綴る、旬な話題、出来事、気になるあれこれ。

「いちず花〜新島八重の生涯〜」発売にあたり

現在放送中のNHK大河ドラマは「平清盛」。来年2013年は、幕末のジャンヌ・ダルクと呼ばれた新島八重を描いた「八重の桜」です。
八重は、戊辰戦争では会津鶴ヶ城で銃を持って戦い「幕末のジャンヌ・ダルク」と讃えられました。アメリカ帰りの新島襄と結婚して時代をリードする「ハンサム・ウーマン」と称され、襄亡き後は日本初の篤志看護婦として仲間達と日清・日露戦争に同行して「日本のナイチンゲール」と呼ばれました。溢れんばかりの情熱で、全ての人の幸福を願った会津女・新島八重の生き方は、今を生きる私たちに勇気を与えてくれるような気がします。

この「八重の桜」に寄せて新島八重を題材にした「いちず花〜新島八重の生涯〜」という曲が出来ました。歌うのは茨城県福島県山形県を中心に歌手活動を続け、幅広い年齢層のファンを持つ実力派歌手志摩幸子さん。信念を曲げずに一途な想いで生きた八重の生涯を、その根底にある“まごころ”をイメージした優しいメロディーにのせて歌っています。

発売日当日の昨日、「八重の桜」の舞台となる福島県会津若松市に志摩幸子さんと弊財団担当ディレクターの青木がおじゃまし、会津若松市役所他、発売のご報告をして参りました。その様子をご紹介します。

↑ 列車から見た磐梯山


会津若松市役所第2庁舎には大きな看板が!記念に1枚。


↑ 庁舎内には新島八重のポスターが。


ラジオ福島へご挨拶し、その後福島民報社へ。CDとチラシを持ってパチリ。


福島民友新聞社にもおじゃまし、ポスターを持ってパチリ。


↑ そして忘れてはならない、鶴ヶ城!美しい。

どこに伺っても皆様が暖かく迎えてくださり、新曲「いちず花〜新島八重の生涯〜」の発売を喜んでくださいました。会津若松市内には「記念館」の建設が決まっているそうで、大変盛り上がっています。地元会津若松の方々の「八重の桜」「新島八重」に向ける熱い想いを間近に感じることができたことは、志摩幸子さんご本人はもちろんのこと、私たちスタッフにとりましても良い機会でした。

今後、会津若松市内でこの「いちず花〜新島八重の生涯」をご披露する機会を作れるように頑張ります。最後になりましたが、昨日お世話になりました皆様、お忙しいところ本当にありがとうございました。


(K)