じゃぽブログ

公益財団法人日本伝統文化振興財団のスタッフが綴る、旬な話題、出来事、気になるあれこれ。

2013-03-01から1ヶ月間の記事一覧

第4回初台寄席

第4回初台寄席に行きました。第2回の時もこちらのブログでご紹介しましたが、初台寄席は昨年秋口から始まり、2か月に一度、初台商店街(東京都渋谷区)の居酒屋さんで開催されています。理屈抜きに、おかしい、楽しい。とにかく、何もかも忘れて笑いました…

「2013年ビクター運動会シリーズ」part2 

前回のブログで「2013年ビクター運動会シリーズ」発売について書かせていただきましたが、先日保育園の先生から「年少向けには、どの曲がよろしいでしょうか?」というお問い合わせを受けました。ビクター運動会シリーズは、1、2才向け〜小学校高学年、そし…

「イーグスル音頭」義援金お届けしました。

東日本大震災から約5か月後の2011年8月17日に「イーグスル音頭」をリリースしました。 この曲を歌うのは宮城県出身で「一笑健命」をテーマに活動する庄司恵子さん。東日本大震災で大きな被災を受けた宮城県をはじめ東北の方々に、これからの復興と未来に向け…

祝! PingMag 復活

日本発のアート、デザイン、くらし、そしてものづくりをテーマに、丁寧な取材と美しい写真、そして新鮮かつクールな視点で、つねに読み応え十分な記事を発信していた日英バイリンガルの伝説的ウェブ・マガジン「PingMag」。2008年12月に惜しまれながら休刊と…

入江泰吉・新井満・大野松雄「大和路」

つい最近、ソニーがMD機器の生産を中止するというニュースがありましたが、音も映像も、メディアの移り変わりが本当に激しい。1980年代から90年代にかけては、新しい媒体が登場すると、再生機器を作る電気メーカーとソフト会社が一緒になって、新しい商品…

本日発売!城野賢一/清子 音楽劇シリーズ

桜も満開、もうすぐ4月です。幼稚園や保育園、学校の入園・進級の時期ですね〜! そんな中、幼児舞踊のパイオニアである城野賢一・清子先生監修/振り付けによる、 「決定版!音楽劇ベスト10」1〜5が本日発売になりました! このCDは、誰もが知っている世…

善光寺出開帳 両国回向院

今日は良いお天気になりました。青い空に桜が映えます。桜の満開を見たり聞いたりしていますと、既に4月になったような感覚にとらわれ、いつもより前倒しの気分になっているこの頃です。そんな時にふとこの冊子に巡りあい、少し先になりますが予定のひとつ…

さくらと桜餅

今年の桜は早くも満開になりました。お天気はこのところずっと花曇りでしたが、今日はあいにくの雨降り。お昼休みにちょっと武道館の桜を見に行ってきましたが、今日は大学の卒業式もあったせいか、平日にもかかわらず人がとても多かったです。 靖国通り沿い…

歴史的音源の専用ページ「れきおん」

国立国会図書館のサイトでは、「デジタル化資料」が次々と公開されていますが、その一つに「歴史的音源」があります。このたび、専用ページ「れきおん」が新規に公開されました。→http://rekion.dl.ndl.go.jp/ この専用ページでは、邦楽、流行歌・歌謡曲、落…

和楽器ご紹介(4) 「尺八その2」

今日は、夜は冷え込みましたが、日中は花見日和だったそうですね。私の家の近所の小学校の桜は、まだ五分咲きくらいでしたが、もう何十年も変わらない桜を見ると、気持ちだけが子供の頃に戻って、いろいろな事を思いだします。 本日はご無沙汰しておりました…

夜桜三景

今日、東京の桜の満開宣言が発令?されました。 思い返せば飽きるほど寒い日が続いた今年の東京。 2月には例年よりもずっと開花が遅れるだろうと思っていたのに、急に暖かくなったと思ったら一挙に先週は夏日にも。 今日のブログは、東京は城南の桜の名所か…

築地本願寺で 勇希の會 邦楽演奏会

小唄の勇希波つ帆(ゆき・はつほ)さんから「勇希の會 邦楽演奏会」のご案内をいただきました。 勇希の會 邦楽演奏会 [日時] 4月20日(土)16:00開演 [会場] 築地本願寺第一伝道会館「振風」 東京都中央区築地3-15-1 東京メトロ日比谷線「築地」徒歩1分 都営…

小豆島の農村歌舞伎舞台

香川県小豆島へは高松港からフェリーで約1時間(大阪、神戸、岡山などからの便もあり)。 土庄(とのしょう)港に着き、観光案内のパンフレットを眺めていたところ、小豆島で農村歌舞伎が開催されるというポスターを目にしました。以前、当ブログで映画「大…

伝統工芸 青山スクエア: 工芸品製作体験フェア

私が時々行くところに、「伝統工芸 青山スクエア」というお店があります。全国各地からの伝統工芸品がディスプレイされておりまして種類がとても多い、その上店内が広く、何より常設というのがとてもいいです。伝統工芸 青山スクエアHP:日本各地の伝統工芸…

2013年ビクター運動会シリーズ発売!

今月に入り、全国各地の保育園・幼稚園で卒園式が行われ、4月から新たなスタートを迎える子どもたちの胸はワクワク、ドキドキ状態ですね。弊財団でも、毎年この季節の恒例となっています保育園、幼稚園、そして小学校対象の「ビクター運動会シリーズ」の発売…

お水取りの写真(2013年3月12日)

お松明があがった20時頃の奈良・東大寺二月堂。火の粉が空間に散り舞っています。以下、左の写真からキャプションを付けます。 松明の比較、12日だけ左側の大きなものが使われます/出番を待つ松明/前日までに使用された松明もありました 昼間の二月堂/二…

近松門左衛門の芸術論「虚実皮膜」

タワーレコードのフリーペーパー(無料配布冊子)「Intoxicate(イントキシケイト)」の最新号で、ミュージシャンのAyuoさんが、当財団発行のBlu-ray「映画《文楽「冥途の飛脚》」の記事を書いて下さいました。→ <文楽を新たな目で見る> ちょうど今、本作…

『月刊 大和路ならら』

昨日に続いて今年の東大寺二月堂修二会に関連した内容になります。繰り返しになりますが、奈良国立博物館では「お水取り」に合わせて平成25年2月9日(土)〜3月17日(日)の期間に特別陳列「お水取り」の企画展を開催しています→http://www.narahaku.go.jp/e…

修二会の法螺貝からジャコのクライシス

当財団ツイッターにも投稿いたしましたとおり、今晩で今年の修二会(しゅにえ)は終了となります。こちらから以下を引用→修二会について・修二会の日程|修二会|年中行事|華厳宗大本山 東大寺 公式ホームページ この法会は、現在では3月1日より2週間にわた…

正派創始百周年記念演奏会

昨年は「大正100年」ということで話題になりましたが、今年は大正2年に創立された、生田流箏曲「正派邦楽会」の百周年に当たります。その記念演奏会が6月2日、大々的に開催されます。チラシが手に入りましたのでご紹介します。 曲目は全部で25曲、日本全国お…

鎮魂のうたまい・大償神楽

東日本大震災から2年が経ちましたが、昨日、小島美子先生が企画・構成する公演「鎮魂のうたまい」が紀尾井ホールで開催されました。 午後二時四十六分には鐘が鳴り、会場の全員で黙祷をささげました。「犠牲者の魂を鎮めるという日本古来からの芸能の原点に…

3・11 思いをつないで

◎2013年3月11日、今日。 2月8日の当ブログ(「鎮魂のうたまい」 - じゃぽブログ)で紹介された「鎮魂のうたまい」の公演が今日、紀尾井ホールで行われます。「三月十一日、14時46分。なき人の霊(みたま)をなぐさめ、うたい まい かなでて 鎮魂の祈りをささ…

「お水取り」直前!関連リンク集

まずはこちらのウェブサイト「ええ古都なら」から引用させていただきます→http://www.nantokanko.jp/gyoji_syunie.html#a 奈良に春を告げる東大寺二月堂修二会(お水取り・お松明)。天平勝宝4(752)年に始まってから1回も途絶えることなく続き、今年で1262…

お寺でバッハで花まつり 第19回花まつりコンサート 〜 武久源造が奏でるバッハのチェンバロ詩集

花の便りが届く季節となりました。花まつりコンサートのご紹介をさせていただきます。 第19回 花まつりコンサート 〜 武久源造が奏でるバッハのチェンバロ詩集 〜 [日時] 2013年4月7日(日)17:30開場/18:00開演 [会場] 百観音明治寺 西武新宿線「沼袋」徒…

法螺貝(ホラガイ)と修二会(しゅにえ)

先日当財団のツイッターでも「東大寺二月堂修二会の主な行事予定表」のサイトURLを投稿しましたが、来週12日深夜(13日の午前にあたる時間)にはいよいよ「お水取り」が行われます→http://www.nantokanko.jp/gyoji_syunie-timetable.html 今年こそは私も拝…

『色気も濃すぎちゃ野暮でげす』

今年の2月3日にブログで紀伊国屋ホール、落語会&トークショーについてレポートいたしました。こちらにご出演されていた扇よし和さんの著書が気になり、ついに入手しました。昨年11月に刊行の『色気も濃すぎちゃ野暮でげす』(晶文社、千八百九十円)。読…

Kotist宮西希さん

日本の伝統楽器である“箏”の奏法や特色を大切にしながら、ポップスやロックなどと融合させたオリジナリティあふれる曲を、従来の箏曲演奏とは全く違った独特のスタイルで演奏する宮西希(みやにしのぞみ)さん。東京芸術大学卒業後、2002年秋、自ら作編曲し…

落語の世界は深い!part5

前回のブログで江戸落語を代表する二人の名人「五代目古今亭志ん生」師匠と「六代目三遊亭圓生」師匠をご紹介いたしました。 荒唐無稽で破天荒、独特な芸風で人間の本質を描く。永遠に生き続ける芸と称される志ん生師匠。そして、幅広いレパートリーときめの…

福井県奥越前の奇祭「勝山左義長」

福井県の雪深い山間にある勝山市で毎年2月下旬の土日に行われている祭り「勝山左義長」はとにかく不思議で独特な魅力に溢れています。今年こそ行こう!と思いながら、またしてもその機会を逸してしまいました。無念。「左義長」は「さぎっちょ」と読みます。…

東京さんぽ「浮世絵スタンプラリー」2

桃の節句も終わり、少しずつ日が延びてきているこの頃ですが、まだまだ寒い日が続いています。が、気がつけば桜の枝の先には蕾と思われる姿がポツポツと見られるようになりました。 さて先日、地下鉄で「浮世絵スタンプラリー」のポスターを見つけてからスタ…