11月9日(土)、西新井文化ホールにて郷みん’Sコンサート「真〜うたまいルネッサンス〜」が開催されました。多くの皆様にご来場いただき、あたたかい拍手と声援の中、無事終了することができましたこと、心から感謝申し上げます。
コンサートの様子は、このじゃぽブログでご紹介していますので、ぜひご覧ください。コチラ→★コチラも→★
コンサートを終えホッとした気持ちで、以前を振り返ってみました。
公益財団法人日本伝統文化振興財団は今年創立20周年を迎えました。その記念の年に郷みん'Sコンサートの開催を決めたのは、東日本大震災を受け、被災地と人々の心に癒えることのない大きな傷跡を今なお残すこの時に、なくしてはならない希望の光を民謡の若き表現者・郷みん‘Sの3人に強く感じたからでした。若い3人ですが、とにかく真剣。民謡と本気で向き合っているそのまなざしがとても頼もしく、これからの日本に期待しよう!と思わせてくれる3人でした。
唄と三味線に踊りが加わり、バリエーション豊かに民謡の新たな魅力が立体的に引き出される郷みん’Sの民謡。この表現方法は郷みん'Sならでは。幼い頃から民謡に触れ、日々稽古を重ね、人の心に安らぎと潤いを与えるために唄い、弾き、踊り続けている郷みん'Sが、結成6年目にして、3人それぞれがいろんな経験を積み、高い志を持って臨んだコンサートでした。
私たち日本伝統文化振興財団が日本の民謡という大切な伝統文化を消すことなく、長くつないでいくために行っている事をよく理解し、郷みん'Sが一緒に歩んできてくれたことに感謝しています。
コンサート当日に至るまでに、9月18日には同タイトルの郷みん'Sセカンド・アルバムも発売となり、あわただしい数ケ月を過ごして参りました。いろんな想いがつまったコンサートが無事終了したから終わりではありません。これからもタイトル通り、ずっと“うたまい”に真心を込めて、真の民謡を奏で続けてくれると思っています。
最後にもう一度、お礼を申し上げます。この公演を開催するにあたり、多くの方にお力をお借りしました。本当にありがとうございました。
公益財団法人日本伝統文化振興財団 制作担当 私市智子
コンサートの写真をどうぞご覧下さい。みんな、いい顔しています!
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