つい先日、JR新宿駅構内の書店で「いまさら聞けない 神道・仏教の素朴な疑問」（新人物文庫）という本に目がとまりました。“いまさら聞けない”という部分に反応してしまい･･･無知な私にはピッタリ！と、すぐに購入し読み始めました。
「知っていそうで意外にあいまいな神社やお寺の祭事・年中行事がすっきり明快に理解できる！」という紹介文の通り、神社と神道、お寺と仏教の入門講座、それぞれの参拝作法とその意味、神道・仏教行事を起源にもつしきたりや用語の説明等、わかりやすく解説されている本です。
日本の伝統文化に携わる仕事をしているというのに、知らない事ばかりでとても情けなくなってしまいましたが、興味深く読み進めるうちにすっかり引き込まれ、先人たちが大切に育み伝えてきてくれた日本の美しい“しきたり”というものを再認識しました。
初詣などの神社・お寺へのお参り、節分や七夕、お彼岸やお盆、七五三など、私たちの生活と深いつながりを持つさまざまな年中行事。あまりにも自然に流れ、意識しなかった事柄やしきたりを、この機会にもう一度振り返ることが出来たことを、本当に良かったと思いました。
とても簡単なご紹介でしたが、ご興味がありましたらぜひ読んでみて下さい。
（Ｋ）
