じゃぽブログ

公益財団法人日本伝統文化振興財団のスタッフが綴る、旬な話題、出来事、気になるあれこれ。

サブスクはいい音で。

前回のブログでは月額定額制の音楽配信サービス、サブスクリプション(サブスク)を利用して「秋の夜長に邦楽三昧」というテーマを取り上げましたが、スマホタブレットやパソコンで音楽を聴くことに抵抗がある方もいらっしゃるかも知れません。デジタル機器の内蔵スピーカーは音が貧弱、ヘッドホンやイヤホンで長時間聴くと疲れる、など。最近の内蔵スピーカーは昔に比べるといい音がしますが、確かに家で落ち着いて音楽を楽しむには不向きな面があります。

スマホやパソコンで受けた配信音源をそれなりの音で聴くにはネットワークオーディオアンプにBluetoothで接続しスピーカーで聴く方法が一般的(高音質のハイレゾ音源を専用の機器に接続するマニアックな方法もあります)ですが、そこまでしなくても「手軽に・いい音で」楽しみたいという方にお勧めなのがワイヤレスのポータブルスピーカーです。多くのメーカーから様々なスピーカーが発売されていて迷いますが、筆者のお気に入りは深みのある低音に特徴のある海外メーカーB社のポータブルBLUETOOTHスピーカーです。コンパクトな筐体ながら驚くほどの高音質サウンドです。ロックやジャズのみならず、邦楽などのアコースティックな音楽やラジオのアナウンサーの声なども低音がしっかり出ていることで明らかにいい音になり、聴きやすくなります。アンプ&スピーカーをお持ちの方は「夜に一人机に向かって音楽を聴くときにはポータブルスピーカーで」という使い分けも一興です。もちろん音には好みがありますから、実際に店頭で試聴して自分に合ったスピーカーや機器を選ぶのが一番ですが、以上参考にしていただければ幸いです。サブスクはいい音で。

(茶目子)